きびだんご それでも、人は、ケータイと呼ぶ。
(※訪問時期が2月下旬頃の時間差更新です。)
桃太郎伝説発祥の地とも言われ、お土産の定番としても全国的に知られる岡山銘菓「きびだんご」。
百貨店や駅、空港、さまざまな観光地のお土産ショップなど、県内の至る所で取り扱われている人気のお菓子。
きびだんごの元祖は安政3年(1856年)に廣榮堂にて考案されたというのが定説。
実際に様々な売場で廣榮堂のきびだんごが取扱われて販売されており、きびだんごといえば廣榮堂というイメージがあります。
今まで廣榮堂のきびだんごはお土産などで食べたこともあり、色んなとこで買えますが一度本店へと伺ってみようと、中納言にある本店へとやってきました。
しかし、実際には廣榮堂には「廣榮堂」と「廣榮堂武田」という2店があるそうで、今回無知のまま訪れたのはなんと廣榮堂武田の本店。
これがまたややこしいことに、廣榮堂本店と廣榮堂武田本店はお店が隣同士にあるのです。笑
お店の関係性については定かではありませんが、とにかく色んな大人の事情がありそうです。笑
廣榮堂の初代、および廣榮堂武田の2代目にそれぞれ同じ名前の「武田浅次郎」という方がいます。
二店がそれぞれこの武田浅次郎という方が、明治天皇に献上した際に「日の本にふたつとあらぬ吉備団子 むべあじわいに名を得しや是」という御製を賜ったという同様の主張をしています。
御製を賜ったというのが廣榮堂本店は明治19年、廣榮堂武田は明治25年と異なります。
ただそれぞれの武田浅次郎という方が同じ名前の別人とはとても思えませんし、同一の御製を連発するものなのかというとそれもやはり謎です。
そう思うとやはり二店が無関係とは考え難いところです。
実際の事情についてはもちろんわかりませんが。
あくまで公式サイトなどに掲載されている情報を元に個人的に掲げた疑問なので、適当に読み流して欲しいです。笑
こちらの廣榮堂武田本店は岡山市電中納言駅よりすぐ目の前にあります。
駐車場は少し狭いですが、店前の緑色に塗られたスペースに駐車可能とのこと。
店内取扱商品は公式サイトでも確認できますが、きびだんご以外にも様々な和菓子、また洋菓子類も取り扱っており、かなり種類が豊富。
きびだんご自体も色んな味があるのが特徴的。
廣榮堂本店とはきびだんごのパッケージや味の種類も異なり、どちらも桃太郎の絵が描かれているのは同じですが、見慣れているのはやはり廣榮堂本店のもの。
廣榮堂武田に来ているという事実を知らなかった当時はアレ?こんなんやっけ?とずっと疑問でした。笑
今回は友人へのお土産、また自分用にきびだんごを購入。
きびだんごは個数が同じでも個包装のものとそうでないのとで若干値段が変わります。
個包装の方が人へのお土産向きですが、自分用ならどっちでもいいて感じです。笑
今回はきび粉を使った元祖きびだんご10個入 370円(税込)と、美味しそうで気になった蒜山高原ミルクきびだんご6個入 370円(税込)を購入。
そして商品包んでもらっている間にサービスできびだんごとお茶をいただきました。
商品の説明も丁寧にしていただき、接客も素晴らしい素敵なお店でした。
いざ大阪に帰ってから買ったきびだんごを食べたものの、食べ馴染みのある廣榮堂のものと比べてどうやねん、って比較したいところですが、あんまり違いがわかりません。笑
そこまで鮮明に廣榮堂のものを覚えてないというのもありますが、あーこれこれきびだんご!美味しい!ってなったのが正直な感想です。笑
ミルク味は初めてでしたが、やはり通常のものよりまろやかミルキーで美味しかったです。
ただ何気に1番好みなのはサービスで頂いたチョコ味だったかもしれません。笑
チョコ餅って感じで美味しかったです。
次回岡山訪問時は今度こそ間違えないように廣榮堂本店へと行ってみたいと思います。
そして二店を同時に食べ比べてみたいので両方買って帰ります、隣同士ですから。笑
ご馳走様でした!
広栄堂武田 中納言店
086-272-2265
岡山県岡山市中区中納言町7番33号