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京都市ごみ減量会議が主催のセミナー「今こそ脱(使い捨て)プラ!」の3回目の参加報告です。前回のびんリユースの現状と問題点を振り返り、今回は特に増え続けるペットボトルに関わる問題点や、それを確実に回収するにはどうするかに焦点をあてた講演の報告です。
びんリユースの現状と問題点 京都市ごみ減量推進会議 堀 孝弘 氏
■リユースできるはずの容器がリユースされなくなった(ワンウェイ容器が増えている)
前回のセミナー報告でも書いた様に2015年における国内の容器総需要数は約680億本(国民一人あたり年約560本)でした。その内リユースびんは約23億本しかなく3.4%の割合しかありません。しかも年々減少の一途をたどっているのです。
ワンウェイ容器の処理の流れ
ワンウェイ容器の問題点
✕ 税金を使って収集してリサイクルへ → 容器を利用する人もしない人も税金負担
✕ 常に多くの新資源が必要
✕ ごみも多く出している
増え続けるワンウェイ容器などのリサイクルを推進するため、1995年に容器包装リサイクル法が制定された。対象となるのはペットボトル、ペットボトル以外のプラ製容器や包装、紙パック以外の紙製容器包装、ガラスびん(ワンウェイ)。他に小売業者が販売時に付加するトレイやレジ袋、紙袋も対象。材質と使用量に応じて日本容器包装リサイクル協会が、容器や中身の生産者(輸入業者を含む)、スーパー、コンビニなどから再商品化委託金を徴収する。
アルミ缶、スチール缶、紙パック(牛乳パックなど)、段ボールは、回収業者がお金を払って引き取り再資源化に使用するので対象外。
2017年に約8万社の特定事業者から徴収した再商品化委託金は383億円。うち約349億円がペットボトル等のプラスチック製容器包装の分で、9割を占める。
ペットボトルのリサイクル委託はわずか
ペットボトルのリサイクル委託費は2018年度に前年比4.5倍の1kgあたり9.2円に上昇したとはいえ、500mlボトル1本あたり0.25円の負担にしかならず、じつにわずかである。このためリユースやリデュースに向かわないのである。
海・川のプラスチック汚染の今~確実に回収する 大阪商業大学 公共学部 原田禎夫
あんなものこんなものからもプラスチック
!東京湾のイワシの7割、琵琶湖の魚の4割から
!海外ではムール貝やカキの体内からも
!世界の食塩のほぼすべてから
!世界の水道水の8割からも検出
!ついに人間の排泄物からも
海のプラスチック汚染が深刻化 ← 7~8割が陸から川を通じて流れ出した生活ごみ
海の生き物への影響が深刻化しているが、上記のように人間も無関係ではない。現在1年間で約800万トンものプラごみが海に流出していると推計されている。放置すればこの量が10年で10倍になり、2050年には魚よりプラスチックの方が多くなるとも言われている。特に日本近海のマイクロプラスチック量は、現状でも世界平均の27倍もあると観測されているのでとても見過ごせない。
原田先生は昨年12月9日に「海と川のごみから考えるペットボトル」との題で話して下さり、私達の1月31日ブログで報告させていただきました。今回のお話もそれと重なる部分がかなりありましたので、それを避けて報告します。
~どうすれば川や海のごみが減らせるのでしょうか?
① 共感で広がる河川清掃の輪
原田先生は遊び心たっぷりのアイデアマンぶりを発揮して次々とイベントやプランを企画し、粘り強い行動力で周囲の人達を巻き込んで実現して成果をあげてこられています。いくつもある成果の
中で、地元河川のごみマップを作成して不法投棄のごみを激減させたお話を紹介します。
地元自治会―亀岡市―京都府との協働
地元の人達の協力を得て調査しごみマップを作成した。不法投棄の頻発する場所が判ったので自治体から費用を出して貰って視カメラを設置し、地元自治会が保守管理して現場を監視した。不法投棄する人を特定することにより不法投棄が劇的に少なくなった。またそれ以外のごみも出した人が推測できるので、自主的な対処がなされた。
ごみプラスチックの中で特に目につくペットボトルの多さ
親子探検隊を作り保津峡のごみ調査をした結果で目につくのは、ペットボトル圧倒的な多さです。数えたごみの4割ちかい割合です。
ごみペットボトルはモラルやマナーだけでは対処できる問題ではなさそうです。ではどうすれば?原田先生はつぎのようにおっしゃっていました。
➁ 経済的インセンティブの活用を!
<レジ袋の有料化>
滋賀県の平和堂では2013年のレジ袋有料化により、マイバッグ持参率が50%台から80%を越えた。レジ袋有料化の効果は顕著だった。しかし富山県などは有料化前から8
0%を越えていた。会計時に「レジ袋要りません」カードを出すのではなく、「レジ袋下さい」カードを出す様にすれば、心理的な抵抗感からマイバッグ持参率を上げるのではないだろうか?
<ペットボトルのデポジット制度>
デポジット制を導入している国はヨーロッパを中心に世界で40ヶ国あります。
今回はIT先進国で早くからデポジット制度を導入しているエストニアの例が詳しく紹介されました。
■エストニアのデポジット制度
●運営組織
2005年に清涼飲料水メーカー、ビールメーカー、輸入業者、小売店が25%ずつ出資して設立。
●デポジット制度の対象
清涼飲料、水、ビール、低アルコール飲料、ジュース類が対象製品。ペットボトル、缶、ガラスびんが対象容器。デポジット料金は大きさ、素材にかかわらず一律0.1ユーロ。
●飲料容器の登録制度
飲料メーカーや輸入業者など商標を所有する業者は、国内で販売する前にすべての飲料容器を登録する。「デポジット協会」で容器のラベルをスキャナーで読み取り、データをインターネットで各自動回収機や回収工場に即時送信する。
●ペットボトルの回収システム
2015年には自動回収機が94%を占めうち80%は圧縮している。飲食店やホテルなどでの人出による回収が6%。ペットボトルは洗ったり潰したりせず、キャップやラベルがついたまま回収。
●ペットボトルの回収実績。
回収率は2015年実績で約90%。対岸の物価の高いフィンランドから買物に来て買って行く分が10%程度あり、その分が未回収となっている。国内消費分はほぼ100%回収できている。
●運営組織の収支(2016年度)
運営組織の収入はデポジットの預かり金3130万ユーロ、リサイクル原料販売費310万ユーロなど3592万ユーロ。支出はデポジットの返金2433万ユーロ、小売店への報償費709万ユーロなど3571万ユーロ。ちゃんと利益を出している。
■日本でデポジット制度は可能か?
●アンケート
紅葉の京都嵐山で460人の方に、「ペットボトルのデポジット制度導入への賛否」をアンケートしました。驚くことに93%(426人)の賛成が得られました。
あわせて最も“売れる”のはどの形と思うか質問したところ
ペットボトル入り飲料の価格150円に対しデポジット料金10円を付加して160円で販売し、5円の寄付と空のボトル返却時の戻し金を5円とする代替案3が、32.7%と最も高い支持を得ました。10円~20円のデポジット金をほぼ8割が支持しました。
③ 私達にできること
<使い捨てプラスチックを使用しない>
■使い捨てペットボトルを使用しない
ペットボトルのデポジット制はあくまでポイ捨てを抑止しようとするのが主目的で、使用量の抑制効果は期待できません。ましてや寄付金を付けることにより使用量が増えては本末転倒です。やはりマイボトルなどを使用してのリデュースやリユースが必要です。
■プラ製ストローを使わない
たかがストローと軽視されるかもしれませんが、欧米では海ごみの中で数では7~8位の多さにある常連なのです。環境保護に熱心なイギリス王室では、プラ製ストローの使用禁止はその一端なのです。意識の高い台湾ではタピオカ用に紙製ストローが使われています。
最近祇園祭や天神祭りなどのお祭りやいろんな行事での屋台やお店で、使い捨てプラスチック容器に代わってリユース容器が使われるようになりました。
■亀岡祭でリユース食器を使用
亀岡祭ではリユース食器を100円で貸し出し、撥水処理をした紙を敷いて食べ物を購入、使用後はアルコールで拭くだけで新しい敷き紙を敷いて再度使用する(保健所OK)ことで、使用食器の数を減らした。
■学園祭の模擬店で焼きそば用材料を購入する時
ゼミの学生たちが焼きそば用材料を揃える時に知恵を絞った。麺は個包装の物を買わずに製麺所からケースで、キャベツはスーパーでダンボール入りを、肉もまとめ買いし、卵は紙パック入りを購入して使い捨てプラを減らした。「使い捨てプラを減らしている」をうたい文句にしてアピールする事で、他の模擬店と差別化できダンピングせずに早く完売できた。学際2日目には販売量を増やすことができ大きな利益があがった。
■亀岡では給水、給湯設備を設置する
亀岡では水道水を使った水とお湯がでる設備を設置普及させる。これにより乳児を連れた母親がミルク用のお湯の入った魔法瓶を持ち歩く必要を無くする。また水道水使用量が増えることで水道事業にもメリットがでる。
【今回の講話への感想 by auf】
レジ袋を減らすためレジ袋の有料化が効果あったとの事だが、さらにマイバッグ持参の割合をあげるため、現行の数円から10円程度には値上げが必要と思う。その一部は寄付に回しても良いだろう。 寄付を免罪符にレジ袋使用が増えてはならないが。
ペットボトルのデポジット制は是非実施すべきだと思う。捨てられたものを拾い集めて生活資金の足しにする人の助けになる事も期待できる。
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さて、ヴェネツィア本島にはまだまだ見どころだらけだがブログの都合もあるので今回はヴェネツィア本島から北にあるムラーノ島とブラーノ島の2つの島を巡ってみようと思う
と、言う事で早速サンマルコ広場のヴァポレット乗り場で連絡船に乗る
かつてヴェネツィア本島は敵船からの艦砲射撃から守る為にヴェネツィア本島の周囲は水上の城壁で囲まれていたらしいがその一部が残っている
そうして暫く行くと正面にムラーノ島が見えて来る
見るからに田舎って感じでヴェネツィア本島とはだいぶ違う
さて、上陸前にムラーノ島のMAP全体図を添付して置こう
そうしてヴェネツィア本島から1・5キロ程で無事にムラーノ島の南端にあるムラーノ・コロンナと言うヴァポレット乗り場に上陸したぞ( ゚∀゚ )
ムラーノ島は直径約1キロほどの小さな島だが7つの島に分かれて居て橋で連結されている
人口はおよそ6000人程だがこの島はヴェネツィアの名産であるヴェネツィアン・グラスと呼ばれる世界的に有名なガラス工芸の職人が集まっていてここでほとんどのガラス細工が加工されているのだ
島の真ん中にはメインの運河が通っていてその運河の両端にヴェネツィアンなショップが建ち並びヴェネツィアン・グラスのお店が軒を並べる
通りにあるヴェネツィアン・グラスのショップには凝ったがガラスとは思えないリアルな昆虫やチェスやなんと日本のお家芸である食品サンプルまでガラスで出来ている(^◇^)
実はこの島にガラス工芸職人が集まっているのはかつてこの高いガラス加工技術の流出を恐れた13世紀のヴェネツィア政府が強制的にこの狭い島の中に流刑のように幽閉して工芸技術の流出を防いだのである
確かに凄い技術だが完全民主主義の国と言う割りにこんな一面もあったんだな・・・(゜д゜;)
このお店に併設されていたガラス工芸の工房を見学出来ると言うので覗いてみたがさすがはヴェネツィアン・グラスの職人だけあってあっという間に美しく出来上がってしまう(^◇^)
ヴェネツィアン・グラス工房見学料:3・5ユーロ(約450円)
ガラス工房から風情ある運河沿いを歩いて行くと煉瓦造りの鐘楼が見えるがその根元にみえる青いものはヴェネツィアン・グラスのオブジェで手前にある橋はロンゴ橋だ( ゚∀゚ )
鐘楼はこのサン・ピエトロ・マルティーレ教会の鐘楼でこの教会は15~16世紀に建られた教会である入場料無料
この教会は4世紀に修道院として建設されたが16世紀に現在の現在の教会に再建されたヴェネツィアン・グラス制のシャンデリア(写真上の白い□の中)やジョバンニ・ベッリーニのバルバリーゴ祭壇画(写真下)が有名である(^O^)
サン・ピエトロ・マルティーレ教会から1キロほど行ったところにあるムラーノ島もう1つの目玉教会がこのサンティ・マリア・エ・ドナート教会だ入場無料
この教会はヴェネツィア共和国が興るずっと以前の東ローマ帝国(ビザンツ)時代に建てられたビザンティン様式の古い修道院で2世紀にヴェネツィア共和国が再建したものだ
内部にはビザンツ正教(現在のギリシア正教)風の聖母のモザイク画が飾られており7世紀と言う古い時代の初期の素朴な正教を感じるものだ(・∀・)入場無料
さて、ムラーノ島を堪能したら今度はムラーノ島からブラーノ島に渡る
ブラーノ島に向かうには上陸したところではなく島の東南にあるムラーノ・ファロ乗り場から乗らないといけない
そうして干潟の海を北へ
ブラーノ島が近づいてきたがあの鐘楼ちょっとヤバいくらい傾いてるけど大丈夫かいな∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
約30分でブラーノ島に上陸した
この島は乗り場が1つしかないので間違える事は無いぞ
それではブラーノ島の全体MAPを添付して置こう(^_^)
ブラーノ島は人口およそ3000人で直径が600mの小島だがここはヴェネツィアを訪れた観光客の大半がやって来る魅力ある島なのだ
その魅力がこれ
カラフルな家々が運河沿いに建ち並ぶ景観がなんか見てるだけでも楽しくなって来る
まるでテーマパークそのもので面白いな~(-^□^-)
ヴェネト人のデザインセンスって人々の想像を超える独創性があるな~
島の中心で運河が90度折れてるところに小さな橋が架かっておりここは観光客の撮影スポットになってる
橋の上から運河を見るとやはりカラフルな街並みがずっと向こうまで続いてる(*^▽^*)
この橋を渡ったところからバルダッセアッレ・ガルッピ通りと言う目抜き通りになってお土産屋やカフェが建ち並んでいる
では雲助もジェラートを頂こう
な
でも店の前にある置物とは似ても似つかない
ジェラート:3ユーロ(約400円)
そうしてバルダッセアッレ・ガルッピ通りの東端にはヴァポレッから見えていた半端ねー傾きの斜塔は近くから見てもやっぱり思いっきり傾いててこの傾き度は実はイタリア1でピサの斜塔以上なのだそうなΣ(゚д゚;)
この鐘楼を有するのはサン・マルティーノ教会と言う教会だがこの日はミサで内部の見学は出来なかった
実はこの教会はいつ建てられたのかはっきりしていない・・・
17世紀から18世紀頃ではないかと言われているが建物はもっと500年以上は古いであろう12世紀頃のロマネスク風でその後再建されたのであろうと思われるバロック風でもあり(この地域ではロマネスク様式をバロック様式に再建したケースが多い)色んな時代の建築様式が混在てるので今のところ不明なのだそうな
こうしてイタリア1の斜塔が倒れない事を祈りつつブラーノ島を後にしてヴェネツィア本島に帰るのであった
そうして無事にヴェネツィア本島のサン・マルコ地区に戻ってきて腹減ったのでオープンレストランでディナーを所望
ヴェネツィアン・シーフード・パスタセット
(16・5ユーロ(約2200円)
そうしてヴェネツィアに夜の帳が降りる
夜のサン・マルコ広場では生演奏のクラシックが演奏されるので多くの人が集まって来る
それではサン・マルコ広場の生演奏をオリジナル動画でご覧頂こう(^_-)-☆
↓ ↓ ↓
サン・マルコ広場の生演奏が終わるころにはメイン運河のカナル・グランデ沿いも落ち着いた雰囲気の灯がともる
こうしてヴェネツィア最後の夜は名残惜しくいつまでも夜景を眺めていたのであった
そうして翌日ヴェネツィアを後にするのであったヘ(゚∀゚*)ノ
さて、ブログにも書いたがヴェネツィアがその技術の流出を恐れたガラス工芸であるがブログ内にも登場したようにガラス細工のお店で申し込むとガラス細工の工房が見学出来るのだがそのガラス細工職人の洗練された技をフリー動画でお楽しみ頂こう(∩´∀`)∩
↓ ↓ ↓
ブラボー(((o(*゚▽゚*)o)))
こう言うの見るとガラス細工品をお土産に買って行きたくなるが超長期旅行者の雲助にとっては荷物になってしまうので買えないのが口惜しい( ノД`)
それにしてもこの水上都市のヴェネツィアが何故ガラス細工を作るようになったのか・・・
諸説あるが実は今も謎でこれだけ世界的に知られてる名物品の根源が現代まで謎なんてミステリアスでいいね~
其の563終り
このサイトは流出の集団会議
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さて、上陸前にムラーノ島のMAP全体図を添付して置こう
そうしてヴェネツィア本島から1・5キロ程で無事にムラーノ島の南端にあるムラーノ・コロンナと言うヴァポレット乗り場に上陸したぞ( ゚∀゚ )
ムラーノ島は直径約1キロほどの小さな島だが7つの島に分かれて居て橋で連結されている
人口はおよそ6000人程だがこの島はヴェネツィアの名産であるヴェネツィアン・グラスと呼ばれる世界的に有名なガラス工芸の職人が集まっていてここでほとんどのガラス細工が加工されているのだ
島の真ん中にはメインの運河が通っていてその運河の両端にヴェネツィアンなショップが建ち並びヴェネツィアン・グラスのお店が軒を並べる
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このお店に併設されていたガラス工芸の工房を見学出来ると言うので覗いてみたがさすがはヴェネツィアン・グラスの職人だけあってあっという間に美しく出来上がってしまう(^◇^)
ヴェネツィアン・グラス工房見学料:3・5ユーロ(約450円)
ガラス工房から風情ある運河沿いを歩いて行くと煉瓦造りの鐘楼が見えるがその根元にみえる青いものはヴェネツィアン・グラスのオブジェで手前にある橋はロンゴ橋だ( ゚∀゚ )
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この教会は4世紀に修道院として建設されたが16世紀に現在の現在の教会に再建されたヴェネツィアン・グラス制のシャンデリア(写真上の白い□の中)やジョバンニ・ベッリーニのバルバリーゴ祭壇画(写真下)が有名である(^O^)
サン・ピエトロ・マルティーレ教会から1キロほど行ったところにあるムラーノ島もう1つの目玉教会がこのサンティ・マリア・エ・ドナート教会だ入場無料
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内部にはビザンツ正教(現在のギリシア正教)風の聖母のモザイク画が飾られており7世紀と言う古い時代の初期の素朴な正教を感じるものだ(・∀・)入場無料
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ブラーノ島に向かうには上陸したところではなく島の東南にあるムラーノ・ファロ乗り場から乗らないといけない
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でも店の前にある置物とは似ても似つかない
ジェラート:3ユーロ(約400円)
そうしてバルダッセアッレ・ガルッピ通りの東端にはヴァポレッから見えていた半端ねー傾きの斜塔は近くから見てもやっぱり思いっきり傾いててこの傾き度は実はイタリア1でピサの斜塔以上なのだそうなΣ(゚д゚;)
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17世紀から18世紀頃ではないかと言われているが建物はもっと500年以上は古いであろう12世紀頃のロマネスク風でその後再建されたのであろうと思われるバロック風でもあり(この地域ではロマネスク様式をバロック様式に再建したケースが多い)色んな時代の建築様式が混在てるので今のところ不明なのだそうな
こうしてイタリア1の斜塔が倒れない事を祈りつつブラーノ島を後にしてヴェネツィア本島に帰るのであった
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(16・5ユーロ(約2200円)
そうしてヴェネツィアに夜の帳が降りる
夜のサン・マルコ広場では生演奏のクラシックが演奏されるので多くの人が集まって来る
それではサン・マルコ広場の生演奏をオリジナル動画でご覧頂こう(^_-)-☆
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サン・マルコ広場の生演奏が終わるころにはメイン運河のカナル・グランデ沿いも落ち着いた雰囲気の灯がともる
こうしてヴェネツィア最後の夜は名残惜しくいつまでも夜景を眺めていたのであった
そうして翌日ヴェネツィアを後にするのであったヘ(゚∀゚*)ノ
さて、ブログにも書いたがヴェネツィアがその技術の流出を恐れたガラス工芸であるがブログ内にも登場したようにガラス細工のお店で申し込むとガラス細工の工房が見学出来るのだがそのガラス細工職人の洗練された技をフリー動画でお楽しみ頂こう(∩´∀`)∩
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こう言うの見るとガラス細工品をお土産に買って行きたくなるが超長期旅行者の雲助にとっては荷物になってしまうので買えないのが口惜しい( ノД`)
それにしてもこの水上都市のヴェネツィアが何故ガラス細工を作るようになったのか・・・
諸説あるが実は今も謎でこれだけ世界的に知られてる名物品の根源が現代まで謎なんてミステリアスでいいね~
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