この中に新開が隠れています

 

今日のお芝居は　「親子しぐれ笠」、、、初見でした。

凄い芝居に出会いました。

 

昔、小泉のぼるさんと辰巳龍子さん主演でしていたお芝居だそうで、、、

たつみ座長が１３歳の頃、子役をしていたと、、、、、。

 

観れて良かった、、、、。

素晴らしかったです。

 

≪今回の配役≫とあらすじ

 

文太郎・にてもん一家の代貸し／小泉たつみ・・・・

  お町嬢さんに思いを寄せている文太郎は、以前から一緒になりたいと思っていた。

  なかなかお町には分って貰えず、誕生祝いの日に酔っ払って迫り断られてしまう。

  一方、文太郎にゾッコンの芸者のお吟とは酒の勢いで、男女の仲になってしまい

  お吟のお腹には子供が出来るも、文太郎はガンとして認めない。

　二代目親分の仲介で、１０年の男旅に出ることになるが、、、

  １３年経って帰ってきた文太郎は、、、、

 

芸者・お吟／辰巳小龍・・・・

  文太郎にゾッコンのお吟は、何かといえば文太郎の側にいる。

  お町に袖なくされて酩酊した文太郎と、男女の仲になり子供を身籠ってしまう。

  二代目親分に相談に行くも、文太郎に逃げられてしまう羽目に、、、

 

 

 

にてもん一家・二代目親分／小泉ダイヤ・・・・

  父の代からの代貸し・文太郎は、人はいいし腕も立つのだが酒癖が悪く手を焼いている。

  文太郎が妹のお町を好いているのも知ってはいるのだが、、、、

  幼馴染の芸者・お吟から文太郎の子供が出来たと相談され、

  お吟とお町から離す為に文太郎を男旅に出すことに。

 

二代目の妹・お町／辰巳満花・・・・

  文太郎に好かれているのは知っているのだが、素直には気持ちを受け入れられない、、、

　男旅に出た文太郎は、約束の１０年を過ぎても帰らず、、縁あってある人の後添えに、、、

 

お吟の息子・文吉／辰巳わかこ････

　二人の息子の文吉は１３歳に、、、、

　ヤクザに憧れる子供になっていた。

　二代目親分にヤクザに入れ欲しいと言って断られ、、、

　喧嘩の助っ人のつもりで三佐に斬りかかり、殺されそうになった所を、、、

　助けてくれたのは、１３年振りに帰ってきた文太郎だった。

　文吉は、文太郎に憧れて子分になりたいと言い出す。

 

御家人・三佐／宝良典・・・・

　にてもん一家の喧嘩相手だが、とても強くて手を焼いている。　

　一家総出でかかっても、みんな手負いにされてしまう、、、

　見ていた文吉は、三佐に斬りかかり殺されそうになるが、、、

　笠が投げ込まれ、現れたのは男修行から帰った文太郎だった。

　三佐の首を取った文太郎だが、助けた男の子が自分の子供だと分り動揺する。

 

にてもん一家・子分達たち／黒潮幸次郎／愛飢男／小泉ライト／辰巳花／辰巳あさみ／小泉龍之助／小泉ヨシア

 

 

長谷川伸を思わせるような人情芝居でした。

男修行に出る前と帰った後の文太郎の変貌ぶりを、たつみ座長が演じ分けて、、、

若い頃の芸者お吟と、１３年後に母となったお吟の変り様を、小龍さんが演じ分ける。

 

男と女の愛を情熱的に、親子の愛を冷暖に表現する、、、

ＴＨＥ・大衆演劇のお芝居が、１時間３０分の演劇に、、、

 

たつみ演劇BOXの芝居は何時、何を観ても外れがありません、、、。

今日も、堪能しました。

 

 

≪演目予定≫

１４日　　　　　　新開地劇場はお休みですが、たつみ座長は浪速クラブにゲスト、ダイヤ座長はオーエス劇場にゲスト

１５日　　　　　　「嵐の中の藤太郎」　　三味線ショー

１６日　　　　　　「お祭提燈」　　　昼夜役代わり

１７日　　　　　　たつみデー

　　　　　　　　　　昼の部　　「下北の弥太郎」

　　　　　　　　　　夜の部　　「入替わった次郎長とお蝶」

１８日　　　　　　ダイヤおらんデー　　博多新劇座の座長大会出演のため、オリジナルチケットケースのプレゼントがあります

１９日　　　　　　「別れ橋」

２０日　　　　　　津川鵣汀さんゲスト

２３日　　　　　　「マリア観音」

２４日　　　　　　ダイヤデー

 

１７日～２４日まで、三河家諒さんゲスト

 

２９日の昼の部まで公演します。

 

７月　　箕面スパーガーデン

８月　　羅い舞座京橋劇場　　たつみ演劇ＢＯＸ・逢春座浅井劇団・座KANSAIの三座合同公演

　　　　　（後半にクラシック生演奏で舞踊の予定）

９月　　岡山行楽座

１０月　広島清水劇場が９月で閉館が決まり、公演先が変ります（近日中に決まる予定）

１１月　梅田呉服座

１２月　劇団はお休み

１月　　朝日劇場

 

聞き間違いなどあるかもしれません、、、。

予定という事でお願いいたします。