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※今回の記事は、大人げのない醜い文章が垂れ流されているので、読まない方が良いです。
<本作を観るに至った経緯>
恥ずかしながら情弱なのでね(苦笑)、人気となったや原作本などの存在はまったく知らなかったんですけれども。劇場でを観た時、「伝説のコミックエッセイが原作」というテロップには「こんな夫婦が実在するなんて!Σ(゚д゚;) スゲェ」と素直に驚かされたし、劇中で明かされるっぽい「妻が死んだフリをする理由」もスゲー知りたくなりましてね。その他、主演の榮倉奈々さんと安田顕さんは好感を持っている役者さんだし、「夫婦モノ」は結構共感できそうだし、という製作事情も可哀相だし、という特典にも惹かれたし…といった諸々の理由で前売り券を購入。6月8日の公開から1カ月以上経った一昨日、やっとで鑑賞してきたんですが、しかし。現時点で今年のワーストになったのだから、本当にガッカリしたというか。ハッキリ言って、ここからは心の狭い人間による呪詛のような醜い文章が延々と垂れ流されるので、本作やその原作が好きな人は、このページを即座に閉じていただければ幸いです。
前売り特典のは結構可愛いんですけどね。
なのに、1400円の前売り券を使って観るという屈辱!
劇場は意外と混んでましたよ。人気あるのかしら… (´・ω・`)
2018/日本 上映時間115分
監督:李闘士男
原作(作):K.Kajunsky
原作(漫画):ichida
脚本:坪田文
企画プロデュース:宮前泰志
音楽:安達練
主題歌:チャントモンチー
出演:榮倉奈々、安田顕、大谷亮平、野々すみ花、浅野和之、品川徹、螢雪次朗
パンフレット:★★★★(800円/なかなか情報量が多めの良いパンフ。死んだふり図鑑がいいね)
(あらすじ)
結婚3年目のサラリーマンのじゅんが仕事から帰宅すると、玄関で妻のちえが血を流して倒れていた。じゅんはあわてて介抱するが、血はケチャップで、ちえは死んだふりをしていただけだった。妻はその理由は言わず、ただ笑うだけ。それ以来、ワニに食われる、銃で撃たれる、頭に矢が刺さっているなど、毎日のように死んだふりをする妻に、じゅんは呆れながらも徐々に不安を覚えるようになる。(以上、より)
予告編はこんな感じ↓
4点
とてもつまらなかったです。
鑑賞後の僕の気持ちを代弁する堤城平を貼っておきますね(より)。
なんて言うんですかね、「夫婦モノ」なのでそれなりには楽しめるかと思いきや、バカバカしすぎてまったく乗れなかったというか。とにかく不愉快だったのが、「死んだふりをする理由」が明かされないまま終わること。結婚3年目を迎えた奥さんが「凝った死んだふり」をやる展開自体はそこそこ愉快ではあったものの、観客の誰もがすぐに「なんで死んだふりなんかするの?」と思うし、でもその謎を売りにしているし、劇中で夫もすぐに聞くんですよ。でも、奥さんは全然伝えなくて、薄っぺらく退屈なドラマがダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラ(以上、コピペは使っていません (o^-‘)b ホントダヨ)と続けられて、“理由”が謎のまま終盤を迎えるワケです。で、他に類を見ないレベルで盛り上がらないクライマックスを経て、の「どうして私が死んだふりをしていたか、わかりますか?」の場面になるから、「どんな理由なんだろ… (`Δ´;) ヌゥ」と若干ドキドキしていたら、「妻が夫に話す声が無音に→観客には謎のまま終わる」から、「クソ映画だな ( ゚д゚)、ペッ」と。
鑑賞中の僕の気持ちを代弁するを貼っておきますね(より)。
そして、ラストを迎えた瞬間の僕の気持ちを代弁する動画を貼っておきますね↓
このオチ、パンフのインタビューで監督が「答えは人それぞれですから、みなさんに観てもらって、自分の答えを考えてくださることが大事だと思っています」とか言ってましたけど、そういうことじゃないじゃん。「本作の妻の“答え”」はあるんだから、それはそれで明かせばいいじゃんよ。で、観客自身が「ああいう理由もアリだけど、アタシだったらこうカナー (・∀・し」とか「こういうオチの方が良くね?(`∀´)」とか、それぞれ考えればいいんじゃないの? 「妻が夫に話すシーン」を予告編で流すことで、観客に「謎が判明する」みたいなミスリードをしてるくせに、卑怯というか。ううむ、大人げない文章を書くと、そもそも現実的に考えればさ、本当に「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」なんてことがあったら、序盤の段階でちゃんと話し合いをするのが“リアルな夫婦”であって。しかも劇中では「2人ともお互いへの愛情はある&夫は真剣に悩んでいる」ように描かれているのだから、なおさらなワケですよ。
それなのに「愉快な
んだふりシーン→夫がちょっと理由を聞く→妻が答えない→翌日、会社で夫が後輩に愚痴る」なんて展開を繰り広げられても、基本的にフィクションの中でしか成立しない絵空事にしか見えないんだけど、とりあえずはガマンの子。「まぁ、最後に何らかの納得が行く理由が明かされるんだろうな」と思ってね。リアリティ皆無のバカ夫婦とその周辺が“夫婦絡みの超ありがちなメッセージ”を安い演出で伝えてくるのを必死に耐えながら鑑賞しまして。僕的には「人はいつ死ぬかわからない=そのことを日々覚悟していると、お互いを大切に思える」的なことを予想したんですが、しかし。そんな誰もが映画開始から10分後には思いつくようなつまらない答えで100分近くも引っ張るワケがないとラストを迎えてみれば、回答を放棄して「答えは人それぞれ」って、ごめんなさい、僕はとても意地悪で心が狭い人間なのでこんな酷い文章を書いちゃいますが(汗)、単に考えつかなかっただけなんじゃないの? 奇抜な風呂敷を広げといて畳めなかっただけのくせに、知った風な口を叩いて誤魔化してんじゃねぇよ…って、思っちゃった!(*ノ▽ノ) キャッ
本作のラストを観た瞬間の僕を代弁するガイアを貼っておきますね(より)。
それと、本作の製作者たちが考える「美談」が合わなくて。例えばクライマックス、「妻のちえは、やたらと『月がキレイですね (´∀`し』なんて言っていた→それはであり、実はずっと『愛してる』と夫に伝えてた!」なんてことが発覚するんですが、普通なら結婚して3年間も放置せず、すぐに聞くなり、調べたりするでしょうよ(今どき、ネットで検索するなんてアホでもできますよね)。そんな展開をいかにも「良い話」っぽく描いてましたけど、僕からすれば「相手の話すことに興味がない→コイツ、なんで結婚したの?」とスムースに思ったし、「好きになった相手の理解出来ない言動を『不思議ちゃんだから』で片づけて放置する“中年のバツイチ”」というキャラ設定の薄さに萎えた次第。
榮倉奈々さん演じる妻のキャラもスゲー気持ち悪かった。おかしな行動は取るけれども、夫のことは100パーセント愛していて、ふと話す言葉は真理を突いていて周囲の人の心に響く…ってな調子の、男が考えた“都合の良い聖女”とか“理想の不思議ちゃん妻”といったオーラが全開というか。「今どきこんな幼稚な人物造形をしちゃうの!? (°д°;) ヒィィッ!」と背筋が凍ったほどでしたよ。パート先のクリーニング屋のジジイを励ますために、いきなり泥を目の周りに塗って「パンダ!」とか言いだすシーンは、もはや不思議ちゃんというよりも狂人に見えたし、ラブホ見て「お城行きたい」とか言いだすのも勘弁してほしかったです(「わかって言っている」としても、くだらない)。その他、「相手を見失って必死に探しまくる→『携帯に連絡すればいいじゃん (゚Д゚) バカナノ?』としか思えないシーン」とかイラッとする展開も多くて、別にリアリティがないとしても、すべてにおいて“最低限の説得力”がほしいというかさぁ…。もうね、バカが思いつきで書いた話を延々と見せられている気分になって、心底ゲッソリしたというね (‘A`) ゲッソリ
ということで、結局はこののような心境で帰宅したのでした。
一応、良かったところを残しておくと、榮倉奈々さん自体は可愛かったし、「人生は3つの坂→上り坂、下り坂、まさか!Σ(゚д゚;)」という言葉や「ワニは犬猫並みの知能がある」というトリビアも勉強になったし、は結構好きだったので、4点という着地。パンフのコメントで原作者が「妻がなぜ死んだふりをしていたのか、それは敢えて聞いてません。夫婦と言えど、わからないことがあっていいと私は思います」なんて答えている→原作でも明らかになっていないから「死んだふりの理由」を描けなかった可能性もありますが、だったら最初からこんな話、映画化しなくて良かったんじゃないかなぁ (´・ω・`) ウーン それか、中途半端に感動させようとしないで、もっとコメディに振り切った方が良い作品になった気がします。
ちなみに、実写化の際に付け加えた設定&大げさにした要素が結構あるみたいなので(「夫がバツイチ」など)、原作は説得力があって微笑ましい気持ちになれる名著なのかもしれませんけれども。僕は「夫婦はわからないことがあっていいと思ってますが、毎日死んだふりをするという異常な状況で“敢えて聞かない”なんてことは絶対あり得ない」派だし、なんとなくやが脳裏に浮かんだりしたので、一生読まないと思います。な〜んて、口汚い文句ばかりダラダラと書いちゃいましたが(汗)、所詮は→もともと本作のターゲットになるような観客ではないし、もうそろそろセックスレスが9年目に突入する夫婦関係だったりするのでね…(遠い目)。本作や原作が好きな人は、こんな駄文、気にしないでいただければ幸いです。お
まい!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!
原作本。フィクションじゃないとしても、僕には世界観が合わない気がします。
チャットモンチーによる主題歌。ちょっとほしい。
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