赤井が一般には向かないなと思う理由

今日のサンデーコナン、FILE１００９「黒ウサギ亭にて」の感想です。

本日２回目の更新、１回目に「サンデー２０号 コナン情報」をUPしています。

久々のサンデー原作です。

４ヵ月ぶりだけど、その前も１ヵ月休載で１話掲載されたと思ったらまた１ヵ月休載だったりしてたから、去年の夏以来っていう感じで久々すぎて、ちゃんと記事が書けるか心配だったので、水曜日はいつもは半休なんだけど、今日は一日ガッツリ休みました

安室さんのスピンオフの連載も始まるそうで、GW明けからは更に水曜日のブログ更新の数が充実しそうです

一応、スピンオフの「ゼロの日常（ティータイム）」も、名探偵コナン同様に毎週感想を同じような形で書きたいと思ってます

では、今日の本編です。

FILE１００９「黒ウサギ亭にて」、シリーズ第１話、ネタバレしてます。

書き出しって、これでいいんだったっけかなぁ

画像は扉絵だけ使用しています

今週の扉絵・・・

連載復活！！

激動の新章開幕ーーー！！

青山先生が２日前にがどうぶつの森を更新されて、新シリーズの事件が「バニーガール」だというのがわかっていました

この扉絵はバニーガールが沢山いるお店に連れて行かれて、子どもに相応しくないから蘭ちゃんがコナンくんに見せないようにしてる構図って感じでしょうかね？

それと、どうぶつの森ではスピンオフの「ティータイム」も気になるというのも書かれています。

確かに気になりますよね。

犯沢さんのようにギャグではなさそうだけど、タイトルの「ゼロの日常（ティータイム）」っていうのが何となくあまり真面目じゃないようにも思えるし、青山先生が全監修なので設定が原作から離れてしまうことはないだろうから安心だけど、どんなストーリーなのか気になりますね。

犯沢さんのように、色んな場面でコナンキャラがさり気なく登場するような話がいいなって思います。

では、ホントに本編いきます。

今回は最初の１ページが公式で事前に公開されていました。

安室さんと赤井さんの対峙のシーンから

安室 「ぬかったな赤井秀一・・・」

赤井 「その言葉・・・そっくりそちらに返すとしようか・・・」

赤井 「バーボン！」

あのシーンで２人はこんな会話を交わしてました。

対峙の場面から時間が戻ります。

９時間前・・・

毛利探偵事務所にて、

出掛けようとしている小五郎、蘭、コナンのところに、安室さんが差し入れのサンドイッチを持ってやって来る

後で夜食で食べるから置いておいてくれと言う小五郎。

出掛ける用事は事件の依頼かと尋ねる安室さん。

ある金持ちのところに「脅迫状」が届いたらしいから、これから話を聞きに行くところ。

事件といえば、蘭さんも修学旅行で事件が起きて大変だったそうじゃないですかと、突然話し出す安室さん。

そして、その時事件を解決した工藤新一くんのことを聞いて来た。

蘭ちゃんがあまり新一のことは口外できないと言うと、

安室 「でもよく掃除しに、彼の家に行くと園子さんに聞きましたけど？」

蘭 「あ、はい、たまに・・・」

会話を遮るようにコナンが安室さんも一緒に事件の話を聞きに行こうと誘う。

新一の話は途中で終わり、安室さんも小五郎さんたちと出掛けることになる。

事務所の１階の外に出た時に、

安室 「あっ、しまった、スマホを忘れてしまいました！」

多分、さっき持って行ったサンドイッチの皿のそばだと思うと。

スマホなんか出してたっけ？というコナ
ン。

サンドイッチを運ぶ途中で知人から電話があったと説明する

蘭ちゃんが取りに行くことになる。

階段を上がって、事務所がある２階に着いて、バッグから鍵の束を出す。

鍵が３つ付いていた

階段の下からその様子を厳しく険しい表情で見つめる安室さん。

その安室さんを警戒した顔でじっと見つめるコナンくん。

これから行くところは「黒ウサギ亭」という小洒落た料亭。

「黒ウサギ亭」という名前でそう思ったけど、着いてみるとそこはバニーガールクラブだった。

お店の中のウエイトレスが全員バニーガールの格好なのを見て、鼻の下がデレ～って伸びる小五郎さん。

こんな店だってわかってたらコナンくんを連れて来なかったという蘭ちゃん。

男性が近づいて来る。

諸岡郡蔵（もろおかぐんぞう）５０歳、資産家

諸岡 「名探偵の毛利小五郎さんですね。私が依頼主の諸岡郡蔵です」

同行してるのは諸岡の執事。

深町惇史（ふかまちあつふみ）７２歳、執事

諸岡さんに例の手紙をと言われ、脅迫状を小五郎さんに見せる。

脅迫状はよくドラマなどで見る、新聞や雑誌の切り抜きで文字を紙に貼り合わせた物。

「命が惜しくば 黒ウサギ亭に近づくな」

近づくなと言われてる「黒ウサギ亭」にわざわざ来たのは、命を狙う不届き者を小五郎さんに見つけて欲しいと思ったから。

諸岡さんは常にボディーガードを２、３人帯同しているから、狙うなら店の中しかないと。

店の中にはなぜボディーガードがいないのか？と蘭ちゃんに聞かれると、厳めしい顔のボディーガードはこの店の雰囲気に合わないからと答える。

一人のバニーガールが諸岡さんに気づいて近づいて来た。

朝倉有里（あさくらゆり）２５歳、店員

みんなを見て、娘さんとボウヤまで一緒なのかと言う有里さん。

その時、小五郎さんの手が有里さんのお尻に「ピトッ」とタッチ。

悲鳴を上げる有里さん。

ここはそういう店じゃないと怒る諸岡さん。

コナン （娘の前でバニーの尻触るかねぇ・・・）

安室 「セクハラで訴えられますよォ」

コナンくんと安室さんは呆れ顔。

諸岡さんは有里さんに食べたい物を何でも頼んでいいよと言う。

有里さんはお腹がペコペコだったと喜ぶ。

今夜は私のおごりだから、バニーちゃんたちみんな好きな物飲んでいいよーと諸岡さん。

無礼講だからと、執事の深町さんにも座って飲むように言う。

深町さんは目のやり場に困ると言いながら、メガネを拭き拭きする

諸岡さんがテーブルの上のソースを取ろうとした時、テーブルの上に置いておいたはずの深町さんのメガネがなぜか床に落ちていて、そのメガネを「バキッ」と踏んでしまう

車に予備のメガネがあるから取りに行って来るという深町さんに、

メガネ無しでは危ないから自分が取りに行くと言う諸岡さん。

小五郎さんが一緒に付き添うことになり、２人で車まで予備のメガネを取りに行く。

諸岡さんは有里さんのお客さんだから、他のバニーちゃんたちにおごった酒代は全部有里さんの売り上げになると仲間のバニーちゃんに言われる有里さん。

今回は有里さんが売り上げトップかもとみんなでワイワイ騒いでる。

その様子を面白くなさそうに見てる一人のバニーガール。

村上紗菜（むらかみさな）２８歳、店員

紗菜 「ちっ  ゛(｀ヘ´#)」

その時、スマホから警報音が鳴る

バニーちゃんたちはみんな自分のスマホだと思い、背中に入れてるスマホを取ろうとする。

執事の深町さんがメールをチェックしてたら勝手に鳴り始めたと焦っている

コナンくんが深町さんからスマホを取り上げて音を止める。

安室 「気をつけてください。そのタイプのスマホは電源ボタンと音量の＋ボタンを同時に長押しすると警報音が鳴るようになってますので・・・」

バニーガールたちはお客さんとすぐ話しができるようにいつも背中にスマホを入れているらしい。

「ちっ」と舌打ちしていた紗菜さんが有里さんの手にわざとワインをこぼして更衣室に着替えに行くように仕向ける。

更衣室に急ぐ有里さん。

その時、紗菜さんの背中のスマホが鳴る。

紗菜 「あ、安達さん？今は満席で、一時間後くらいだったら・・・」

その電話の様子を見てるコナンくん。

予備のメガネを取りに行った諸岡さんも小五郎さんも戻り、メガネを掛けた深町さんも席に座り、有里さんが頼んでたお料理もテーブルに並び、みんなで食べることに。

有里さんは自分のグラスがどれだったか探す

グラスの上にコースターでふたをして目印にしてたらしく、「コレコレ」と言ってコースターのふたを取る。

怪しい人はいたか諸岡さんに聞かれる小五郎さん。

特にいないようだと答え、安室さんにどうかと聞くが、安室さんも殺人の気配は微塵も感じないと言おうとしたその瞬間・・・

有里 「うっ」

有里さんが突然、手で口を押えて床に倒れ込む

次号、捜査開始

サンデー２１号につづく。

久々の原作はやっぱりいいですね

事件の方は、仲間のバニーガールの紗菜さんが一番怪しそうだから違うと思うので、諸岡さんか執事の深町さんのどっちかかなって思います。

まぁ、根拠は何もありませんが

その３人の誰かしかいないと思うので、次回の捜査編を見てから考えたいと思います。

安室さんと赤井さんのシーンは、このシリーズの最後に９時間後のそこのシーンまで到達して更に話が進む感じでしょうかね？

蘭ちゃんが持ってた３つの鍵は、一つが自宅の鍵で、もう一つが事務所の鍵だと思うんです。

残りの一つは新一の家の鍵じゃないかと思うので、安室さんはそれを狙ってるのかな？って思います。

コナンくんも安室さんをかなり警戒してる感じなので、この事件が解決して自宅に戻った時に鍵が一つ無くなってることに気づいて、それが工藤邸の鍵だとわかり、コナンくんが赤井さんに急いで連絡するのかな？って思います。

赤井さんが生きてることは安室さんは知ってるけど、沖矢昴＝赤井秀一は知らないから、変装を解いてないと色々と大変なことになりますよね。

赤井さんはコナン＝工藤新一というのを自力で知った感じだと思うのですが、赤井さんはその事実を知っても特にコナンくんにとって不利益になることはないけど、安室さんはちょっと違いますよね。

前回のシリーズでバーボンに指令のメールがあったから、それで工藤新一を探ってるわけだから、安室さんは悪い人ではないけど、怖い部分も持ってそうなので今後の展開が想像つきませんね。

いずれ、コナン＝工藤新一に気づき、というか、以前のポアロの話のコナンくんと平次の会話で知ってそうだけど、事実を確信したらその先は哀＝宮野志保に繋がって行くんだろうなって思います。

そういえば、情報記事に書くのを忘れてましたが、今週号にサンデーSから「犯沢さん」が出張掲載されていて、第１巻のラストの話が載ってます。

その話を読むと今日発売のコミックス第２巻の内容がわかりやすくなります。

第１巻を読んでない方はこの話を読んでから第２巻を読んでくださいね。

でも、できれば第１巻から全部読むことをおススメします。

私はまだ犯沢さんの第２巻を買ってないので、明日には買う予定です

内容はサンデーSでほとんど読んでるから知ってるけど、第２巻を読んだら感想を書きたいと思います。

今年に入ってからコメント欄が一つもなかったので、今日は久々にサンデー記事で皆さんのコメントを受け付けたかったのですが、私の不徳の致すところで、前回の分の返信が完了してないため、完了するまではコメントを受け付けるのはやめようと思います。

完了したらサンデー記事のコメントだけ受け付ける予定ですが、翌週までに返信が終わらない時は翌週のサンデー記事のコメント欄は無しという形でやって行こうと思っています。

アメンバー記事は明日更新しますね。

では～

４月１３日更新分の「シェリーのひとりごと」を追記しました。

吹く風には秋を感じるようになったんですが、気温はまだまだ高いままま。猛暑日なんて、昔はなかった単語が出来てしまい、そのうち４０度以上の酷暑日なんてものが出来るかもしれないな…。

やはり蘭厳しめです。蘭ファンはバックプリーズ。

夏休みに入ってすぐのある日、薔薇は人気のない小さな公園に来ていた。空には夏の大三角形が浮かんでいる。

今日が姉妹救出の決行日。

薔薇はその作戦そのものには関わらない…関わらせては貰えなかったが、二人のその後を任せられていた。

「薔薇ちゃん？」

声をかけられ、そちらを振り向くと数年ぶりに会う降谷と緑川の姿。その後ろに、二人の女性。

赤井の姿が――――ない？

喉の奥が苦しくなるが、それを表に出したりはしない。優先すべきは二人の安全、そして安心。

「久しぶり。前からそうだったけど…随分美人さんになったな」

雰囲気を和らげようとする緑川に、小さく微笑む。

それに降谷が小さく眉を寄せたようにも見えたが、気のせいだろう。

「ありがとう、薔薇ちゃん。一番大変な役を引き受けてくれて」

救出作戦は終わっても「生活」はずっと続く。

まして二人は追われる身となったのだ。傍にいる薔薇に危険が及ぶ事もあるに違いない。

そんなあれこれを含んだ降谷の言葉に、首を振る。

「私は出来ると思ったから引き受けたの。出来ない事を出来るとは言わないわ」

それ位の判断は出来るつもりだ。

それに―――少々情けないとは思うが、優作がＧＯサインを出した事が薔薇の確信となっている。

「それに降谷さん達だって、大丈夫だって思ったから任せてくれるんでしょ？」

その信頼を裏切りたくはないし、その予定もない。

降谷も緑川も、以前より精悍さが増しただろうか。

そんな二人が顔を見合わせて、笑いあった。

「ああ。君なら任せられる、そう思った。だから―――頼むな」

「探偵・工藤薔薇の名において、貴方達の信頼に応えます」

このやり取りを見ていた、明美と志保は驚くしかなかった。

ごく普通の世界に生きて来た、まだ１６歳の少女が「黒の組織」から脱走後の自分達を匿う責任者だと聞いた時は、大丈夫なのかと不安しかなかった。

それは自分達のことよりも、その子に、その周辺に、命の危険が襲い掛かる可能性を考えてのことだ。

ノックとして潜り込んでいた三人の男。

ＦＢＩ所属で、自分達のいとこだという赤井秀一。

公安所属で、自分達の母を恩人だと言った降谷零。

同じく公安所属で、降谷の幼馴染という緑川景光。

本来の所属と本名を明かしてくれた事が彼らの誠意と本気を物語っていた。

万が一、自分達が不安や恐怖に負けて、彼らを組織に売ってしまう可能性はゼロではないのに。

だが、そこまでしてくれたからこそ犯罪組織の中で育った自分達も、彼らを信じる事が出来た。

そんな彼らが信頼を寄せ、組織に僅かとはいえ関わる事を呑み込んでいるのなら、この少女は見た目を裏切るような実力の持ち主で、強かさも兼ね備えているのだろう。

ならば自分達がすべきは、いたずらに組織の危険性を語って聞かせる事ではなく、彼らと同じように彼女を信頼する事。

そんな事を考えている内に、降谷と緑川が体を横にずらし、少女と向かい合う形になっていた。

「初めまして、工藤薔薇です」

風鈴のような、涼やかできれいな優しい声が、自分達に向けられた。