21世紀の反抗期事情

サイトより↓省略して引用

近年、無差別に人を殺すような事件が多く発生している。これらの事件は、衝動的にではなく、計画的。

犯人の特徴として
犯人の性格や生育過程の特徴
　・強い親
　・友達が少なく孤立
　・仕事が長続きしない
　・自分の弱さを隠す強がり
　・他責的な発想
　・子供っぽい万能感
　・挫折した人生

◦造田博(２３)　池袋通り魔殺人事件(１９９９年)

４歳年上の兄と
腕のいい大工で並のサラリーマン以上の稼ぎがある父親、ミシンで縫製の内職を行う母親と四人暮らし。

小学校高学年のころ、祖父から相続した土地を売って大金を手にしたため、父親は働かなくなる。

中学校に入るころ、母親は保険の外交員になり、このころから両親はパチンコ、競輪、競艇にはまりだす。

犯人は勉強ができ、真面目でおとなしく目立たなかった。
進学校である県立倉敷天城高校に合格。
高校２年、両親のギャンブルで借金が膨らみ、一家は破滅状態。
借金取りが押し寄せる家に一人で篭もる。
高校を２年で中退し、アルバイトをする。
９３年１１月には両親は失踪し、行方不明。

性格を形成したのは、小学校くらいの時期に原因があり、
精神的に不安定になるような家庭生活があったことが鑑みられる。

◦上部康明(３５)　下関通り魔殺人事件(１９９９年)

両親は共に教師で、妹と四人暮らし。
幼少時から父に逆らうことができず、表面上は従っていた。
高校時代までは、成績は学年のトップクラス。
九州大学工学部建築学科卒業。

大学では人付き合いが苦手で、大学卒業後、ひきこもりに。
しかし試験勉強を始め一級建築士の試験に合格し、建築事務所に勤めますが対人恐怖症などのため辞職。

その後、独立開業し結婚。
仕事をもらっていた建築事務所の所長と口論し、仕事を失う。
精神科に通院。

両親が教師の
長男は引きこもりなど問題行動を起こしやすい。その典型といえる。
過干渉で支配的な父親は、成人してから後の息子の人生も支配しており
小中学校時代などに必要な友達との付き合いもなかったし、反抗期もなかった。
父親からの圧迫感で精神的に不安定だった子供時代が、彼の対人恐怖や視線恐怖の原因。

◦金川真大(２４)　土浦無差別殺傷事件(２００８年)

父親は外務省の準キャリアで、母親は専業主婦。
弟、妹２人の６人家族。
事件当時は、次女は大学に通うため別居。
幼児期は米国のニューオリンズで育った。

小学生のころ｢家庭を大事にしそうな人｣の１位に選ばれており、｢金川くんは、ふだんからやさしいよね｣と言われていた。
中学校も地元の公立に進学。
高校では弓道部に所属。

高校卒業後はアルバイト生活。
事件前にはひきこもりに近い状態だった。
家庭では家族の交流がほとんどなく、一緒に食卓を囲むこともなく、それぞれがバラバラな生活を送っていた。

両親は仲が良くなく、お互いのことに対して無関心。

長女は母親と確執があり、口もきかずメモのやり取りでコミュニケーションを取っていた。

父親は子供たちには一切関わらなかった。
人間的で暖かい家庭環境が子供の精神的な育成のために必要なのに、家庭環境には恵まれなかった。

◦宅間守(３７)　大阪教育大学付属池田小学校事件(２００１年)

父親は町工場の旋盤工、母親は同じ工場に勤めており、７歳年上の兄と四人暮らし。
母親は炊事も片付けも苦手で、父親が家事のほとんどをやっていた。
幼稚園入園前まで父方の祖母宅で育てられ、幼稚園に入り実家から通うようになる。
父親は厳しく、ときに大声を出して怒り説教しており、妻にも暴力を振るっていた。
母親は精神的に不安定で喜怒哀楽が激しく、両親の仲や兄との関係も良くなくしょっちゅう口論していた。
宅間守自身も幼時からの問題児で、
小学校時代は弱いものいじめの常習犯、
公立中学でも弱いものいじめは続いていた。

県立の工業高校の機械科へ進み、花形の野球部に入っていたが、高校２年の３学期に中退。
航空自衛隊に入隊するも家出少女との性交渉で、自衛隊を除隊。
その後、暴行、傷害、高速道路の逆走などを起こす。

その後も職場で窃盗や暴力沙汰などもめ事を起こすたびにクビになり転職を繰り返す。
またもや強姦事件を起こし九州へ逃亡し、精神科へ。

その後にトラック運転手などをして
伊丹市交通局に採用され、市バスの運転手になるも乗客とのトラブルが絶えず、伊丹市環境クリーンセンターに配置換えとなり、ゴミ収集車の作業員として勤務するが、
教師４人に精神安定剤入りのお茶を飲ませ傷害罪で逮捕され伊丹市職員を分限免職。
そして、祖母くらいの年の人と養子縁組をしており、暴力が原因で破綻。
五回の結婚してるが暴力で破綻。

暴力的な父親、愛情の薄い母親の元で暴れん坊の悪ガキに育っている。
この愛情飢餓ともいえる状況では、まともな人間は育たない。
無差別殺人の動機は、やはり親を中心とした世間への復讐。

いずれも家庭環境が悪い。
夫婦揃ってて、この家庭環境‥
まず配偶者の浪費グセは死ぬまで治らない！
それに暴力やお酒、ギャンブルも完治しないと思ってください！
経済的に独立できないから離婚しないとか‥
仮面夫婦でも、子供の前でDVして、子供は精神的におかしくなって当たり前だ！
そして学校で、その兆候は必ず態度で出てくる。
非行は家庭環境の悪さの鏡であり、幼児期から続く親への復讐である！

母子家庭でも父子家庭でも愛情あれば子供はまともに育ちます！

配偶者片方がおかしいのなら、迷わず離婚すべきだ！

これは単に、離婚を誘引しているのではなく、子供たちを第一に考えてほしい！

次は過保護が生み出した犯罪をみてみる。