限りなく透明に近い信号待ち

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信号待ちにはお得がいっぱい！

今日、一瞬、良いことがあった！

国産特上肩ロースすき焼き用と厚揚げと眠眠餃子。

★　今日は、昼、腹減ってきたのでピアハウスに行ってきた。帰りにダイエーでタバコを買って、ライフに寄り大山乳業の白バラコーヒーを買って帰り道にて、自転車に乗った若いお姉さんに遭遇し横断歩道の信号待ち、若いお姉さんは先越して行った。後ろ姿は、細身で美人。後ろ座席には子どもを積むカゴがあるから既婚だわ。買い物袋を積んでいた。
　
　ところがだ。買い物カゴから何か落ちた。拾ってみるとグリコアーモンドチョコレート。あわってて拾ってお姉さんの後を自転車で追いかける。お姉さんは、プラプラ走っているが、年寄りの私より速そうだわ。ほんで、一生懸命、自転車をこいだ。やっと、近づいてきた。何と声をかけたらよいのやら。「お～ぃ！。」「お～ぃ。」「ちょっと。」でも、お姉さんの自転車は、止まらない。少なくとも１００メートルは、走った。そこで、「自転車のお姉さん！」って、呼びかけたら、やっと気づいたのか、少し振り向き加減。「落ちたっでぇ～。」

　やっと気づいたお姉さん。「あそこらで、落ちたでぇ～。」かん高い声で、「ありがとうございます。」ニコ。「そこから落ちたんやわぁ。」と、カゴを指さす私。

　そして、一瞬、顔見たら、ニコニコ顔やった。いい顔やわぁ～。美人かどうかまでは、判断しかねた。

　よ～く顔を確かめもせずに、何事もなかったように過ぎ去っていく私。お姉さんが、自転車が、後を追いかけてくるかと思ったが、買い物袋の整理も必要やろし、・・・その後、私は直ぐに家に着いたので、自転車を置いて家に帰った。

　一瞬、やったけど、若いお姉さんと口をきいた。滅多にないことやわぁ～。今日は、一瞬でも、良いことがあったわぁ～。自転車からチョコレートが落っこちてくるなんて、無いことが、あることやわぁ～。おかげで、若いお姉さんと口きいた。一瞬でもうれしいわぁ。

●　ママさんとも、３２年間の長きにわたり、伴に活きてきたけど、それは、一瞬やったとも想える。いつも、この頃、若かりし日のママさんの笑顔が思い出される。家のあちこちに飾っている写真は、ママさんの若かりし日の写真が多いから。ママさんが亡くなってからは、私は、玄関や部屋のあちこちにママさんの写真を置いている。生きてたら、そんなことせえへんけど・・・。

●　私んちには、仏壇は、無い。父の住んでたマンションには、父が６１歳で亡くなった母のために６０万円で買った真新しい仏壇があったが、私は父が亡くなったときに、直ちにそれを処分した。死んだ者のための供養に仏壇なんかいらんわぁ～。活きててなんぼのもんやで。死んでから供養なんか、ママさんは、望んでないわぁ～。仏教とは、生きている者のための教えである。仏壇は、お寺と一緒。家にお寺があると思ったらええねん。浄土真宗、本派本願寺派（西本願寺）では、仏壇に、「おしょうね入れ」なんかも無い。「位牌」も無い。仏壇を、処分するのに儀式も不要や。「過去帳」は、ある。過去帳は、お寺のママさんのお墓のマンションに入っている。お墓のマンションに父と母の遺骨も入れた。石のお墓は、父が母と自分が入るために１５０万円以上かけて作ったが、ママさんが入るところは無いし、表側には「南無阿弥陀仏」しか書いてないし、私は、墓守（草刈り）に困るので、父が亡くなったときに、処分費２０万円かけて、その石のお墓を処分した。それに代えて、お寺のマンションは、５０万円もした。今は、そこにママさんと父と母の遺骨が入っている。ママさんと父との葬儀では、住職（仏さん）に支払ったお布施は、各４３万円。ママさんの葬儀には、２５７４３７０円かかった。父の葬儀には、１０９４７５２円かかった。お金は、ええねん。お金は、いらんねん。ママさん、活きて返して・・・。そんなにありがたい神さんやったら、生きて返してみろ。誰が神さんなんか信じるかいな・・・。

●ママさんは亡くなったので、ママさんはもう帰って来ません。