Aqoursの新しい成熟
後編では「ROOTS」と「STAGE」について。
ROOTS
「私的には優勝するよりも、その合唱コンクールがいい思い出になったらいいなという思いが大きくて。
基本的にみんなを笑顔にしたり、楽しい気持ちになってほしいという考えが強いので、自然とクラスの中でもそういう立ち位置になっていた気がします。」
(声優アニメディア5月号より)
斉藤朱夏さんがダンスを始めた理由。
ステージ大好き人間になったきっかけ。
時を巻き戻して見てみます。
幼稚園児の時の斉藤朱夏さん。
その頃から人前で歌って踊ることや、目立つことが好きだったよう。
いろんな習い事をしていたそうです。
この頃の将来の夢はアイドル。
小学4年生の時の斉藤朱夏さん。
母親からの勧めでダンスを始めました。
そこからダンス1本に絞ったとのこと。
この頃の将来の夢は”ステージに立つ人”。
「壁にぶつかって、それを乗り越えたときに、
“ダンスって、すごく楽しい!!”と思った瞬間があって、それが大きかった気がします」
(声優アニメディア5月号より)
“”壁””。
これは斉藤朱夏さんの成長・進化において必要不可欠な存在。
壁の存在は他の雑誌でも触れられてました。
少し壁について掘り下げます。
話は多少逸れますが、非常に大切な存在なので。
「壁がなかったらきっと私はぽけーっとしていますし(笑)、壁がないとモチベーションも上がらない。目の前に立ちはだかるものがあるからこそ、この壁をぶっ壊してやろう!ってなるんです。」
(MyGirl Vol.20より)
日々、壁を壊し続ける斉藤朱夏さん。
何かに挑む時に立ちはだかる壁。
それはステージに挑む時であり、斉藤朱夏さんが何か新しいことに挑戦する時に立ちはだかる壁。
壁を壊し続けた先にあるものは何でしょうか。
「求められるものもどんどん高くなっていきます。でも、その壁をどれだけ壊せるか。
壁を壊したときにこそ、いい笑顔が見られると思うので、いろんな壁を壊していきたいですね。」
(TV Bros. 1月13日号より)
「未来はまだわからないけど、でもその先にある大きい壁の向こうには、絶対すごいきれいな輝きがあるんだなっていうことはわかる。」
(VOICE BRODY Vol.2より)
すごいきれいな輝き。
抽象的ですが、非常に理解しやすいものですよね。
それはきっとラブライブ!サンシャイン!!のストーリーを、立場
違えどお互いに追ってきたからなのかもしれません。
違えどお互いに追ってきたからなのかもしれません。
「すごいきれいな輝き」を信じているからこそ、斉藤朱夏さんは壁を壊し続けられる。
実はこの大小の””壁””の存在は、””しあわせ””ともリンクすると考えられます。
「そしてこの小さな幸せがたくさん集まって、大きな幸せになる瞬間がくるんです。
例えばそれがライブだったりするわけで、その大きくなった幸せを見ることができた瞬間って「あぁ…生きててよかった!」って思うんですよね。」
(猫がくれたまぁるいしあわせ 斉藤朱夏さんインタビューより)
壁を壊して朱夏さんが手に入れる”しあわせ”。
日々ストイックに練習し、研鑽し、色んな経験を積む。
ライブという壁をぶち壊し、
ステージに立ち、
感謝や愛や色んな想いを届ける。
そして『みんなの笑顔』を感じる。
それは紛れもなく、朱夏さんにとっての「大きくなった幸せ」ではないでしょうか。
ステージが、ライブがある限り、朱夏さんは壁を壊し続けられるし、壁を壊し続けるエネルギーを得続ける。
なぜなら、壁を壊した時にこそいい笑顔が見られると思うから。
笑顔のシェアが行われる場所:ステージこそが、朱夏さんを生き続けさせる舞台なのではないでしょうか。
面白いほど””壁””の話に逸れてしまいましたので、小学4年生の時の、ダンスとの出会いの話に戻します。
ダンスとの出会いをくれたのは斉藤朱夏さんの母親でした。
友達のようになんでも話せる仲だという母親。
遊びに行く機会も友達より母
との方が多いんだとか。
との方が多いんだとか。
斉藤朱夏さんの母親が若い頃に、成りたかったが成し遂げられなかった「アイドル」。
その方向性に向いてる性格の娘が出来てから、ダンスを勧め、朱夏さんの意志や性格を尊重しながらもナイス・アシストをし続けてきた斉藤朱夏さんの母親。
今、ステージに立つ斉藤朱夏さんの姿を見ている斉藤朱夏さんの母親は何を思うのか。非常に気になりますが、私の知り得ない領域ですね。
斉藤朱夏さんは、そんな母親の事が大好きです。
「憧れの人はいる?」
斉藤朱夏「ママ!」
「どんなお母さんになりたい?」
斉藤朱夏「私のママみたいなママ!」
「この人がいたからいまの自分がいるという人物は?」
斉藤朱夏「やっぱり、ママかな〜!!」
(声優アニメディア5月号より)
間違いなく斉藤朱夏さんの母親がいなかったら、アシストが無かったら、今の斉藤朱夏さんはいなかったでしょう。
ファンの私にとっても偉大な存在です。
もうふざけて「お義母さん…」とか言えねえ。
ダンスと出会ってからの斉藤朱夏さんはひたすらダンスと向き合ってきて、今もずっと続けています。
「仲間であり、お姉さんでもある他のメンバーに、「ここだけは負けないよ」っていう自信を持っているポイントを教えてください。」
「小学校4年生の頃からやっているダンスですね。そこで負けたらわたしには何もないし、たぶん誰よりもダンスのことは考えています。ダンスに対する熱は、Aqoursの中ではたぶん人一倍あります。負けられないし、負けたくないです。」
(ダ・ヴィンチ4月号より)
ダンスと共に生きてきた人間の言葉の重みが、そこにはありました。
幼稚園児の時の斉藤朱夏さん。
小学4年生の時の斉藤朱夏さん。
中学生の時の斉藤朱夏さん。
そして、高校2年生の時の斉藤朱夏さん。
この時の将来の夢はアーティスト。
ひたすら小学4年生の時からダンスを続けてきた斉藤朱夏さん。
高校2年生の斉藤朱夏さんに求められたのは「歌」でした。
そして、高校生の時に受けたラブライブ!のオーディション。
「僕らは今のなかで」の高坂穂乃果の振り付けを全部覚え、たくさんの審査員の前で披露し、
「ラブライブ!サンシャイン!!渡辺曜役」という枠を勝ち取りました。
当たり前の話ですが、ここで勝ってなかったら私は今の斉藤朱夏さんに会えていませんでした。
ここまで斉藤朱夏さんのROOTSを振り返ってみて、
人前で歌って踊ることが大好きだったこと、ダンスがなんだかんだ大好きだったこと、
好きという気持ちが今の斉藤朱夏さんをステージに結びつけたこと。
母親や色んな人の支えがあって手に入れた今は、
色んな壁を壊している真っ最中であるということが分かりました。
「SMILE」「ENERGY」「ROOTS」「STOIC」
の4点からアプローチを行ってきました。
斉藤朱夏さんの「ROOTS」には、ステージに立つべくして立っている今の斉藤朱夏さんに繋がる軌道が見えました。
みんなの「SMILE」を「ENERGY」に変えて「STOIC」にステージに向き合う斉藤朱夏さんの姿勢が見えました。
それでは最終章です。
STAGE
「今後もどんな形でも、ステージに立ち続けることが私の理想です。
ステージに立って、いろんな人にいろんな感情を、感謝を伝えていきたいというのが、ずっとやっていきたいことですね。
斉藤朱夏として会える場所と時間が増えたらいいなって思う。」
(BRODY2月号より)
「やっぱり斉藤朱夏として活動していく中で、いつかソロで大きなステージに立ちたいという気持ちはありますね。ひとつの夢として。
正直、私のことを応援してくれる人が何人いるのかわからないし、声優とか役者の場合、演じている役から好きになってもらうパターンもあると思うんです。
もちろん、いまの私もそうだと思いますし。
だからこそ、”斉藤朱夏”としてソロで大きなステージに立った時にたくさんの人が見にきてくれたら嬉しいですね。
いろんな人に”応援したい”とか”ついていきたい”と思ってもらえるような人間になりたいというのが、自分の中の夢であり目標でもあるので、それはぜひともかなえたいです。」
(声優アニメディア5月号より)
斉藤朱夏として会える場所と時間。
渡辺曜としてステージで生きてきたAqoursのメンバー:斉藤朱夏ではなく、「斉藤朱夏」として。
斉藤朱夏として会える場所と時間。
現時点では「写真集のリリースイベント」が直近の案件となりそうですね。
斉藤朱夏としてソロで大きなステージに立つ時。
それはいつになるか分かりません。
しかし、確実に言えるのは
ステージ大好き人間:斉藤朱夏が、
己の「好き」に従って今までやり通し続けてきたダンス。積み重ねてきた財産。壊してきた壁。壊していく壁。
それらは全て、次のステージへ進むエネルギーとなって斉藤朱夏さんを突き動かし続けるということ。
では、私たちが斉藤朱夏さんに対して、斉藤朱夏さんが立つステージに対して出来ることはなんなのでしょう?
1stLIVEのMCでも印象的だったあのフレーズ。
「みなさん今日はたくさん声出しましたか?たくさん汗かきましたか?私もいっぱい汗かいたよ〜!!」
声を出して汗をかくこと。
STOICに努力を積み重ねてきた斉藤朱夏さんが壊す壁であるステージで、全力で彼女のパフォーマンスに応えること。これに尽きると思います。
満面の笑みで、声援を送り、汗をかいて、全てのエネルギーをぶつけてあげましょう。
それが斉藤朱夏さんにとってのエネルギーであり、斉藤朱夏さんをステージに立たせ続ける理由であり、斉藤朱夏さんにとっての”ごほうび”であり、斉藤朱夏さんにとっての”大きくなった幸せ”なのだから。
私はこの人にエネルギーを送り続けたい。
私はこの人の歩む軌道を追いたい。
私はこの人の見せてくれる景色を見たい。
私はこの人のあらゆる可能性に賭けたい。
私は私の「好き」に従って、これからも斉藤朱夏さんを全力で追いかけていきます。
この記事を読んだ人が少しでも斉藤朱夏さんに興味を抱いて頂けたら、そしてもっと「好き」になって頂けたら幸いです。それでは。
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五月祭記事の2回目となる本日はダンスパフォーマンスを主としてそこに関連した屋外ステージも少し取り上げます。まずは安田講堂前のグランドフェスティバルステージ(通称グラフェス)で初日のトップバッターを飾ったストリートダンスサークルの皆さんのパフォーマンス。
初日・二日目とオープニングのクイズ大会に出場して企画のPRを行っていたみかん愛好会の皆さんは、二日共に常設のブースを設けていたほか、二日目のグラフェスにも登場して歌とダンスでみかんの魅力をアピールしていました。
ラブライブサークルからはμ’sとAqoursとlily whiteのコピーダンスユニットがそれぞれグラフェスで時間枠を確保してパフォーマンスを披露していました。
二・三次元のアイドルのコピーダンスユニットを見に訪れるファンの皆さんには結構ガチな方が多くて、サイリウムを振ったり、コールを入れたりするのは当たり前の風景でした。
…ということで、ファンが暴れる可能性のある企画の前には、予めステージ上の大型モニターに注意書が。
アイドルコピーユニット「東大娘。’18」の皆さんによるパフォーマンスより。
初日・二日目共に図書館前広場のトップバッターを務めた、まるきゅうProjectの皆さんによるテニミュ再現企画をパチリ。
こちらは初日・二日目共に昼下がりの一番人が集まる時間帯で図書館前広場をあてがわれた、まるきゅうProjectのコスプレアニソンダンスパフォーマンス「東大踊々夢」。
「東大踊々夢」を別なタイミングで別な角度から撮影した1枚で今回の記事の締めにしようと思います。明日以降の東大五月祭記事もお楽しみに♪
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事前収録かしら?
まさかのライブ初生中継やっちゃうの?
どうするんだろ??
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