就職する前に知っておくべき昔話のこと
あの大手コンビニチェーンが選んだ昔話の10個の原則
1日~4日まで子供達の父親(元夫)が帰省していました。
2日と3日は夕食&暇つぶし(笑)に呼ばれました。
「旨い酒」を飲む。
「旨いもん」を食べる。
それが元夫の唯一の楽しみでもあるので、居酒屋を予約する(選ぶ)のは大変です^^;
2日は、もう一人最年長の人を交えての食事会。
元夫と私ではなく、元夫と最年長の昔話に花が咲き。
元夫
「俺が子供の頃は先生がデレキを持って追いかけてきたんだぞ」。(笑いながら)
最年長
「そうだよね。親が先生に “悪い事をしたら拳骨はって下さい!”って頼むんだからね」。
元夫
「中学生の時にちょっといたずらでタバコ吸ってたのが担任に見つかってよ。担任が家に来て親に話しに来たんだよ。俺の親父が先生に『あんたタバコ吸うのかい?』って聞いたら担任が『吸います』って言ったら、親父が『大人が吸ってたら子供も吸うべや』って、そんな感じよ」。
「田舎だからよ。先生が家に来て親父と一緒に酒飲むとかさ。バイクで交番のお巡りさんが様子見に来てくれるんだよ。そしたらさ、親父と一緒に酒飲んでバイク乗って帰ってくんだよ」。
「現代(今)はちょっと注意したら『パワハラ』だの『モラハラ』だのって、若いもんが育たないのよ」。
「ちょっと何かあれば次の日から来ねぇぞ」。(←爆笑!ぶっちかい!)
「人情ってもんも無くなったよな」。(←かなり共感)
昭和物語は暫く続いていましたが、爆笑しました!
元夫は10歳年上で北海道最東端の田舎育ち。
札幌生まれ札幌育ちの私とは10歳違いとは思えぬ環境の差があり過ぎますが、私も昭和生まれで昭和魂を持って生きているので「だよね~」。と思う所だらけです。
娘は「ゆとり世代」と言われた平成生まれですが、何故だか昭和魂で生きているように思います。
お店を出た所に訪れた芸能人のサイン色紙が沢
山貼られていて、記憶に残っているのが「THE YELLOW MONKEY」と「福原美穂さん」です。
小学校で掲げていた「あいさつ」「安全」「ありがとう」
卒業する時に先生に頂いた言葉「人に優しく自分に厳しく」
今も心に刻み込まれています。
その後に「ラーメンが食いてぇな」。と元夫。真っ先に賛同する娘(笑)
何やら「しみじみ」というシジミから出汁を取っている美味しいラーメン屋さんとの事。
去年、元夫と娘で行った時は店内に自分達しかいない状態だったとの事。
しかし行ってみると行列が出来ていました(@ ̄□ ̄@;)!!
並ぶのが大の苦手な私も並びましたよ。
前に並んでいるのも後ろに並んでいるのも外国人。
お店から出てくるのも外国人。
ドアの前には「サンドウィッチマン」がTV番組で紹介した様子が。
並ぶのも無理ないね。
透き通ったスープの塩味。美味しかったです!スープも全部飲み干しました!
これが2日の夜の事です。
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あるお坊さんを助けたお話
むかしむかし、心のやさしいお父さんとお母さんがいました。
ある寒い冬の日、お父さんは街へ遊びに出かけました。
すると若いお坊さんが途中の山中で、道が分からずに迷っていたのです。
「どうなさいました?」
お父さんは、かわいそうに思って、道を案内しました。
すると坊さんは、お父さんにお礼の言葉と合掌されました。
「ありがとうございました!」と、笑顔で去っていきました。
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その夜は日ぐれごろから降りはじめた雪が、
つもって大雪になりました。
お父さんがお母さんに、お坊さんを助けた話をしていると、
表の戸を、トントン、トントンと、たたく音がします。
「ごめんください。開けてくださいまし」
すると 若い女の人の声です。
お母さんが戸を開けると、
頭から雪をかぶった若い女の人が立っていました。
お母さんはビックリして、
「まあ、まあ、寒かったでしょう。さあ、さあ早く中にお入り」と、
若い女を家に入れてやりました。
「わたしは、このあたりに人を訪ねてきましたが、
どこをさがしても見あたらず、雪はふるし、
日はくれるし、やっとのことで、
ここまでまいりました。ご迷惑でしょうが、
どうか一晩、泊めてくださいまし」と
「それは、お困りじゃろう。こんなところでよかったら、
どうぞ、お泊まりなさい」と
若い女の坊さんは、合掌されました。
若い女の坊さんは喜んで、その晩は食事の手伝いなどをしてくました。
翌朝、お母さんが目をさますと、
若い女の坊さんはもう起きて働いていました。
いろりには火が燃え、なべからは湯気があがっています。
そればかりか、家中がきれいに掃除されているのです。
「まあ、まあ、ごはんばかりか、お掃除までしてくれたのかね。ありがとう。」
次の日も、その次の日も大雪で、戸を開けることもできません。
若い女の坊さんは、お父さんの肩をもんでくれました。
「おお、おお、なんてよく働く若い女の坊さんじゃ。
さて、ある日の事。
若い女の坊さんが読経したいから、
お線香を買ってくださいと頼みました。
お父さんがお線香を買ってくると、若い女の坊さんは
隣の部屋にビョフウを立てて、
「お経あげるまで、決して覗かないて下さい」と、
言ってお経をあげました。
南無○○○○南無○○○○南無○○○○。
若い女の坊さんがお経を上げて、三日がたちました。
ようやく読経おえた若い女の坊さんは、
「ねえ、あんた。あの若い女の坊さんは、いったいどうして、
三日三晩でしょうね。・・・ほんの少し、のぞいてみましょう」
画像はお借りしました
「あんた、あんた!」
驚いたお母さんは、お父さんに、この事を話しました。
その話をしてると出てきました。
「お父さま、お母さま。もう、かくしていても仕方ありませんね。
わたしは、道を迷っているときに助けられたものでございます。
ご恩をお返ししたいと思ってその晩にになってまいりました。
残念ですが、もうお別れしなければなりません。
どうぞ、いつまでもお達者に暮らして下さい」
そういったかと思うと、お父様とお母さまんが止めるのも聞かず、
家から出られ何度も合掌。
そして、読経しながら、山の向こうへ帰ってしまいました。
「お前も達者でいておくれ。・・・今まで、ありがとう」
お父様とお母様とは、いつまでもいつまでも、若い女の坊さんを見送りました。
それからのち、二人はお経をあげてからは、しあわせに暮らしましたとさ。
おしまい^^;)
善い行いは、幸せな運命を生みだします。
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