いまどきのチュートリアル事情
今日は「RUSH VR」の感想を書いていくよ。昨日の日記でも軽く触れた通り、フライト系のレースゲームだね。
空を飛ぶVRゲームは既にたくさんリリースされているけど、複数のキャラクターが生身で空中へ飛び出して、尚且つレースで競い合う作品はこれが初じゃないかな? PVもいい感じだし、期待出来そう。
(「」のフライトバージョンって感じかな?)
んで、今日3時間ぐらいプレイしてみたよ。操作のオプションが豊富で色々試していたから、いまいち進行が捗っていないんだけど、概ねどんなゲームかはわかった。
しかし、これをプレイすると昨日感想を書いた「」は残念な出来だったんだな~と改めて思ったね(笑) まぁ、少ない予算で作ってくれているだけでもありがたいんだけどさ。
うん、それじゃあ感想をまとめていくよ。いってみよ~
概要
購入先:北米ストア
ジャンル:フライト系ミレースゲーム
言語:日本語非対応
コントローラー:Move&デュアルショック(一応)対応
視点:常時一人称視点
移動方式:-
チュートリアル
ゲームを起動するとタイトル画面へ。ここは…、空の上かな? たくさんの雲が描かれていて、気球が浮かんでいる。視界の縁にはゴーグルが表示されているね。
ここで残念だったのは画質。かなりボケボケでテンションが下がる。
(今回はまずMoveでプレイ。その後デュアルショックも試してみた)
とここで、チュートリアルが始まる。操作は直感的且つシンプルで、Moveを肩幅ぐらい広げた状態が基本姿勢。そこから手を上げ下げして滑空する方向を調整する。あとは、トリガーでブーストが可能だね。
下に貼るスクショを見れば操作感が一発で伝わると思うからどうぞ。
(これが基本姿勢。腕を肩の位置に持ってくる)
(これが右旋回。下降する時は両手を下に。上昇はその逆)
滑空のスピードは「」に近いかな? かなり遅めでスリリングさは感じられない。ただ、逆に言えばコントロールはしやすい。ハンドコントローラーを使ったゲームは操作が難しくてゲームとしての楽しさが感じられないことも多いけど、このゲームではその心配はなさそう。
(リングをくぐりながらゴールを目指す。極めて普通だね)
豊富な操作オプション
チュートリアルを終えるとメインメニューへ。ここは…、乗り物の中なのかな? 「」や「」を思い出す空間だね。
ここでは配置されている缶ジュースやボールといったオブジェクトを手に取る事が可能なんだけど、そこまで意味は感じられない。缶ジュースが気圧差で吹き出る様子を眺めるぐらい(笑)
(これからレースで競い合うと思われる選手達がスタンバっている)
(ジュースが吹き出す。他のオブジェクトは手に取るだけ)
メインメニューには【レース】【タイムトライアル】【スコアチャレンジ】という3つのゲームモードと、【オプション】【アバターの変更】が用意されている。
まずは【オプション】で変えるべき項目がないかをチェッ
するんだけど、ここで驚いたのが操作のバリエーション。
チュートリアルで習った2本のMoveを動かす方法に加え、目線、首の傾き、スティック、コントローラーの回転、コントローラーが指す方向、計6つの方法での操作が可能。
(オプションが豊富なのは良いことだ。特にこの手のゲームでは重要)
他にも、視界に映るゴーグルのオン・オフ、回転速度の調整、視界制限の量なんかを変更出来る。
因みに、今回ゴーグルのオン・オフを頻繁に切り替えていたから、スクショでもその辺がバラバラになっていると思う。お許しを。
レース開始
よし!! それじゃあ実際に飛んでみよう。3つのゲームモードの中から、まずは【レース】を選択。
レースに使われるステージは4つ用意されていて、ポイントを貯める事によって徐々にアンロックされていく。
また、各ステージ毎にリングの配置が違う20のレースが用意されている。これは同じステージなんだけど、通過するルートが違うという意味だね。
(レースに勝てばポイントが貰える。それを集めてアバターやステージをアンロック)
(右の地図を確認して大まかなルートを把握する。最初はほぼ真っ直ぐ飛ぶだけ)
最初のレースを選択すると、崖の上へ移動。崖からの風景は普通レベルかな(苦笑)。インディーメーカーがリアル寄りの映像で驚かせるのは難しいと思う。
ただ、レース開始を待つ他の選手なんかもしっかり描かれているし、雲や霧の質感も悪くない。俺的には及第点だよ。
(断崖絶壁からのダイブ。何故か気球がたくさん浮かんでいる)
(両サイドにはレース開始を待つ選手達が。みんなアクションが違う)
レースはカウントダウン用のターゲットを目線でロックする事でスタートする。目線操作とハンドコントローラー操作の使い分けが実に見事だね。
実際に空中に飛び出すと、まずは高度を下げる必要があるんだけど、これによって滑空していくスリリングさを楽しめるようになっている。
と同時に、他の選手達の軌道が虹のように色付きで表示されて綺麗。これは間違いなく「Sprint Vector」を意識した演出だろうね。
(人間ムササビ状態。ある程度高度が落ちると滑るように前に進む)
(他の選手の軌道が色分けされて表示される。これはいいね)
うん、最初の数回は地面に叩きつけられたりもしたけど、すぐにコツを掴んで普通にレースを楽しめるようになってきた。
上でも少し触れた通り、ステージに用意された10個前後のリングをくぐりながらレースは進む。リングの位置は矢印によって示されていて、地面スレスレの高さや、障害物の隙間に設置されていたりもする。
(中央に写っているのがリング。下に表示されているのはブーストを発動するゲージ)
(地面や障害物に接触するとレースは強制終了。もちろん負け扱いです)
(レース終了後に戦績が発表される。戦績によって貰えるメダルとポイントが違う)
そんなこんなでしばらく遊んでいたんだけど、一つ大きな問題が浮上してきた。
腕がめっちゃ疲れる(笑)
腕を肩の高さに上げっぱなしにする姿勢はそんなに楽じゃない。しかもレースとなってくるとどうしても力んじゃうのよね。
因みに、レース自体は序盤という事もあってか、簡単に勝てるようになっている。というか、競い合っているというより、最短ルートを探してミスをしないよう飛ぶという”自分との戦い”って感じ。ライバルとの駆け引きが少ない。
(すぐに単独首位になるから、あとは自分との戦い。まぁ、まだ序盤だからね)
他の操作方法
ポイントを獲得すると、アバターがアンロックされる。ただ、一人称のゲームだからほとんど意味はない(笑) 一応オンライン対戦にも対応しているみたいだし(未確認)、その時に使うのかもしれない。
(デザインに大きな違いはないね。色の変化が多い)
しばらくプレイしていると、2つめのステージがアン
ック。今度は雪山が舞台になっていて、氷のトンネルをくぐり抜けたりもする。
因みに、このゲームは天候や時間帯の概念がある。雨のレースの時はゴーグルに水滴が表示されるし、雪が強いレースの時はゴーグルが凍ったりもする。視界に直接エフェクトをかけるのはいかにもVR的でいいね。
(雪のステージはこんな感じ。難易度はそこまで変わらない気がする)
(氷のトンネルは進入する角度が悪いと激突してしまう。注意ポイント)
とここで、腕の疲労が限界に(笑) 【オプション】で他の操作を試してみることに。
まず最初に試したのが首の傾きによる操作。これは「Eagle Fligh」と全く同じ操作方法で、コントロールも簡単だし、運動量も少ない。
次に試した目線操作も当然簡単で楽。だって進みたい場所を見るだけでいいんだもん(笑)
つまりですね…
この2つの操作方法だと
「Eagle Fligh」の劣化版になるのよ。
(予想はしていた。HMD操作だと「Eagle Fligh」の劣化版になる)
グラフィックの完成度はもちろん、ステージの作り、加速時の演出、難易度調整、BGMやSEといった音周り…
フライト系ゲームとして全ての面に於いて「Eagle Fligh」に負けている。そんな中、唯一の強みがハンドコントローラーを使った操作なのよ。事実として、素晴らしいチューニングがされていて、腕の疲労を除けば全く問題を感じない。
その後、デュアルショックのスティックを使った操作や、Moveの傾きを使った操作も試してみたけど、ハッキリ言って全然駄目。特にスティック操作の方は酷い。
つまり、「RUSH VR」はデフォルトの操作が最強。もしくは、「Eagle Fligh」の劣化版である事を我慢した上で、HMDを使った操作。これしかない。
という事で…
目線操作にしました(笑)
だって今日はもう腕がパンパンなんだもん。今度やる時はちゃんとデフォルト操作でいきます。はい。
(これは夕暮れの風景。夜になったり雨が降ったりもするよ)
その他ステージ&モード
そんなこんなで目線操作でゲームを再開。ハンドコントローラー用に難易度が調整されているから、目線操作だと鼻くそをほじりながらでも一位になれる。
しばらくプレイを続けると、残り二つのステージもプレイ可能に。一つは西部劇の舞台になりそうな赤茶けた岩山で、もう一つは…、なんか荘厳だね。スクショを見てくれ。
(夕日が最高に美しい岩山。ゴーグルに砂埃がついている)
(一番のお気に入りステージ。天空の島って感じ?)
うん、後にアンロックされた二つのステージはかなりの絶景だったね。ちょっと大げさな映像の方が見ていて楽しい。
続けて、残り二つのモードもプレイ。【タイムアタック】は【レース】と同じコースを一人で飛ぶだけで、個人的にはあまり楽しくない。飾りでもいいから他の選手がいた方がいい。
【スコアチャレンジ】は、リングにポイントが表示されていて、それを集めてハイスコアを狙うルール。動くリングも現れるから、難易度が一番高いモードだと思う。
この二つのモードは、今日はほとんどプレイしなかったから、後日プレイ日記で感じた事をまとめていくよ。
(【タイムアタック】はあまり楽しくないかな。もしかしたら放置かも)
(【スコアチャレンジ】はリングの中央をくぐる必要がある。これが一番難しい)
現時点での感想まとめ
印象はいいね。VRを活かしているし、Moveのチューニングもバッチリ。インディー作品の中では完成度がかなり高い方だと思う。
ただ、レースゲームとしては…微妙かな? ライバルとの駆け引きが無いし、リングの配置も単調。緊張感が薄くて、淡々と飛び続けるだけになっちゃうのよね。
ん~、「Sprint Vector」みたいに複雑過ぎるのも問題だけど、このゲームはシステムがシンプル過ぎたかもね。あと一つぐらい要素を足しても良かったかもしれない。
ただ、プレイする価値は十分にある作品だよ。日本語非対応でここまで遊びやすいソフトはめったにない。
というわけで、まぁまぁお薦めの一本です。ヤバい!!日付が変わっちゃう~!! 早く投稿せねば!!(笑)
チュートリアル お金で買えない価値(モノ)がある。
トイーゴでアミーゴ チュートリアル
【コンサート情報】
—
●2019年1月5日(土)
会場:岡山市民会館
開演:18:30
出演:高木綾子(フルート・スペシャルゲスト)/萩原勇一(指揮)/岡山シビックホールブラス〈吹奏楽)
曲目:組曲惑星より「火星」「木星/EARTH:村松崇継(吹奏楽版初演)/他
●2019年3月6日(水)
会場:紀尾井ホール
開演:19:00
出演:高木 綾子(フルート)、景山 梨乃(ハープ)、太田 弦(指揮)/東京交響楽団
曲目:モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299/ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」/他
●2019年3月9日(土)
会場:たましんRISURUホール(立川市市民会館) 大ホール
開演:14:30
出演:徳永二男(ヴァイオリン・楽器の謎ナビゲーター)/小林美樹(ヴァイオリン・謎!1ゲスト)/高木綾子(フルート・謎!2ゲスト)/菊池洋子(ピアノ・謎!3ゲスト)/吉野直子(ハープ・謎!4ゲスト)/福田進一(ギター・謎!5ゲスト)/曽根麻矢子(チェンバロ・謎!6ゲスト)
/古川展生(チェロ・謎!7ゲスト)/中嶋彰子(ソプラノ・謎!11ゲスト)/福川伸陽(ホルン・謎!16ゲスト)/室内オーケストラ
曲目:モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」/他
●2019年3月16日(土)~17日(日)
会場:熊本県立劇場
講師:高木綾子/管楽器部門講師
チケット:受講・見学無料
応募:2019年1月27日(日)締切
応募資格:演奏経験のある小学4~中学2年生(Fg.のみ高校2年迄)
お問い合わせ:東京藝術大学音楽学部 早期教育リサーチセンター
電話 050-5525-2588
●2019年3月18日(月)
会場:浜離宮朝日ホール
開演:11:30
出演:高木綾子(フルート)/坂野伊都子(ピアノ)
曲目:シューベルト:しぼめる花による序奏と変奏/他
●2019年3月21日(木・祝)
会場:幸田町民会館つばきホール
開演:14:00
出演:加藤昌則(ピアノ)、高木綾子(フルート)
曲目:F.プーランク:フルートソナタ/他
チケット:12/22 9:00発売予定
●2019年3月23日(土)
会場:メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)
講師:高木綾子(フルートクラス)
応募締切:2019年1月9日(水)必着
申込先:0985-28-3208(「第12回ミュージック・アカデミーinみやざき2019」係)
●2019年3月30日(土)
会場:小金井 宮地楽器ホール
開演:14:00
出演:高木綾子(フルート)、菊池洋子(ピアノ)、奥村 愛(ヴァイオリン)
曲目:マルティヌー:フルート、ヴァイオリン、ピアノのためのソナタ/他
●2019年4月2日(火)
会場:刈谷市総合文化センター
時間:午後1時~午後5時予定
講師:高木綾子
定員:5名
受付期間:2019年1月5日(土)~1月20日(日)
申込先・お問い合わせ: (メールのみでの受付になります)
■メディア情報
※テレビ出演情報
※再放送です
⚫️日テレ「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 傑作選」
※高木が密着取材で登場です!
9月2日(日) 14:20ー16:00
出演:高木綾子/今田耕司/羽鳥慎一/チュートリアル/増田貴久/他
放送局:日テレ系列全国ネット
その他、新しい情報が入り次第お知らせ致します。
チュートリアル 関連ツイート
チュートリアルの一番弱いであろう馬に負けた(視点操作苦手マン)