せいせいはドラマだ

せいせいはドラマだ

せいせいはなぜネットアイドルに人気なのか

*****閲覧注意***** 

嵐のメンバーさんのイメージで創作したBL小説です

ご本人様とは何ら関係がありません

【翔side】

小さな田舎の駅で、単線のホームに一人立っていた。

荷物はないけど、自分は今から旅行に行くんだ、と俺は思う。

だって、気持ちが物凄くワクワクしてる。

いつも一人で旅をする時は、前もっていろいろと予定を決めるのが常だった。

今回、どこに行って何をするのか俺は全く決めていない。

長い休みが始まる前の日みたいな解放感があって、さあ、今から何をしようか、って。

そんな多幸感が胸一杯にある。

やるべきことは全て終えた。

もう、スケジュールからは自由なんだ、って。

しんどかったお勤めが終わって、俺はやっと解放されたんだ。

ああ、終わった、って。

とにかく清々しい心地がした。

ここがどこなのかは分からないし、今からどこに行くのかも分からない。

多分夢を見てるんだろうな、と自分でも思うんだけど。

天気が良くて。

空の蒼に白い雲が良く映えて。

いい夢だなぁ、と思う。

旅立ちにはもってこいだ。

向い側に見える格子になった緑フェンスの下に、誰かが植えたのか水仙が列になって並んでて。

細い茎の上にぽってりと乗った黄色い花が風に揺れるのを眺めていると、ホームに列車が滑り込んで来た。

「お兄さん、行くんだね

もう思い残すことはなくなった?」

声に振り返れば青年が俺を見て微笑んでいる。

名前は何と言ったか、もう、思い出せないけど。

彼が一生懸命俺を助けてくれたことは知っていた。

「うん、ありがとう

君のお陰で先に進めることになったよ」

スピードを落としてゆっくり入って来た列車が止まって、丁度目の前に来たドアが開く。

「行先を間違えないでね」

行先?

それなら大丈夫。

俺は根拠なくそう思う。

この列車にさえ乗れば、あとはしかるべき場所へ自動的に運ばれる筈だ。

「とても気分よく旅立てるよ

君のお陰だ

ありがとう」

「お兄さん、僕こそありがとう

ここから先は僕は何もしてやれないから

お兄さんの行きたい方へ進んで…

心の声に従って…

あなたの願いが叶いますように」

まるで天使みたいに穏やかに微笑む彼に笑い返して、俺は列車に乗った。

四人掛けのボックス席に一人座る。

車窓から眺める景色が、春がやって来たことを教えてくれてた。

遠くに緑の山。

桜にはまだ早いようだけど、一面に広がる菜の花畑がきれいだった。

線路の継ぎ目を車輪が通る時に聞こえる穏やかな音が気持ち良くて、俺は目を閉じる。

『……ぉくん……』

ふと、誰かに呼ばれたような気がして、俺は立ち上がって周囲を見回した。

乗客はまばらで、年配の人が多い。

皆、それぞれに窓の外を眺めたり、手に持った何かを見ていたりして、誰とも目が合わない。

気のせいか、と思い座り直す。

するとまた声が聞こえた。

『…しょおくん…かえって来て…』

やっぱり俺を呼んでる。

誰?

『しょおくん…』

もう一度立ち上がってみる。

「誰?」

誰も俺を見ていない。

声がどっちの方向から聞こえてくるのかも分からなかった。

ただ、この声を聞くと、胸が…。

『翔君、オイラ待ってるから…

帰って来て…』

胸がしくしくと痛む。

何か俺は間違ってるんじゃないか、という不安が急にきざしてきて。

行先を確かめようと、列車の進行方向へ向かって通路を歩いて行った。

車掌さんか誰か、きっと係りの人がいるだろう。

前の車両に移動すると、トンネルに入ったのか視界の隅が暗くなって、耳に届く音が変わる。

いつの間にか車内灯が点いている。

早足に前へ前へと進む間、俺を呼ぶ声がずっと聞こえていた。

『翔君…

目を覚まして…

帰って来て…』

「誰?」

『目を開けてよ…翔君…』

「誰だよっ、くそっ」

いくつかのデッキを通り過ぎて、前の車両へどんどん進んで行く。

そうして、いくつめかの車両のドアを開けた時、トンネルを抜けたのか急に窓から日が差し込んで。

俺は列車に乗った乗客の姿を改めて見た。

「え…?」

座っている人々は皆、半透明というか、透けている。

座席の背もたれや肘掛け、腰を下ろしている座面が体を通して見えていた。

先ほどまで色鮮やかだった車窓から見える景色も、急に夕日に照らされたような色合いを帯びて、薄暗く、ぼやけて曖昧なものに変わる。

近くの席の老人の会話が耳に入ってきた。

「やれやれ、それにしても長かったねぇ

ようやく戻れると思うと感無量だ」

「まったく、私なんて長患いだったから

最期は随分と苦しかった

やっとベッドから解放されたよ」

「皆似たようなもんですよ

こればっかりはなかなかね

自分の好きなタイミングで行けるものでもない

日頃の行いなのかねぇ」

「今は何もかも楽になって

何と言うか、清々しい」

「わかります、本当にせいせいしますね

もう、背負っているものは何もない

何て軽いのか…

絆、なんて言うと聞こえは良いですが

結局は重しに違いない」

「確かにそうだ

愛おしい重しではありましたがね」

絆。

重し。

俺は呆然と老人たちの会話を反芻する。

通路に立ち尽くしている俺に気づいたご老人の一人が、会話の途中で、おや?という風に俺を見た。


あんた、まだ早いんじゃ…」

「えっ?」

突然話しかけられて、俺は間抜けな返事をする。

俺に話しかけてきたお爺さんは、向かいに座っていたもう一人のお爺さんに同意を求めるように言った。

「この人、間違っとるんじゃない?」

「あ~、透けとらんね、まだ」

向い側のご老人が俺を上から下まで眺めて頷く。

「兄ちゃん、あんた、まだ重しがついとるがね

次の駅で列車の乗り換えが出来るから、一旦降りてようく考えるといいよ

戻るなら降りな」

「私なら戻らんな

あんな大変な思いは当分ごめんだ」

「俺もだ

早くばあさんの顔が見たいよ」

お爺さんたち二人は顔を見合わせて、ガハハハッと笑った。

筆が進まない~(;^ω^)

翔君、頑張れ~

ワタシも頑張る~

人は俺を「せいせいマスター」と呼ぶ

*****閲覧注意***** 

嵐のメンバーさんのイメージで創作したBL小説です

ご本人様とは何ら関係がありません

【翔side】

小さな田舎の駅で、単線のホームに一人立っていた。

荷物はないけど、自分は今から旅行に行くんだ、と俺は思う。

だって、気持ちが物凄くワクワクしてる。

いつも一人で旅をする時は、前もっていろいろと予定を決めるのが常だった。

今回、どこに行って何をするのか俺は全く決めていない。

長い休みが始まる前の日みたいな解放感があって、さあ、今から何をしようか、って。

そんな多幸感が胸一杯にある。

やるべきことは全て終えた。

もう、スケジュールからは自由なんだ、って。

しんどかったお勤めが終わって、俺はやっと解放されたんだ。

ああ、終わった、って。

とにかく清々しい心地がした。

ここがどこなのかは分からないし、今からどこに行くのかも分からない。

多分夢を見てるんだろうな、と自分でも思うんだけど。

天気が良くて。

空の蒼に白い雲が良く映えて。

いい夢だなぁ、と思う。

旅立ちにはもってこいだ。

向い側に見える格子になった緑フェンスの下に、誰かが植えたのか水仙が列になって並んでて。

細い茎の上にぽってりと乗った黄色い花が風に揺れるのを眺めていると、ホームに列車が滑り込んで来た。

「お兄さん、行くんだね

もう思い残すことはなくなった?」

声に振り返れば青年が俺を見て微笑んでいる。

名前は何と言ったか、もう、思い出せないけど。

彼が一生懸命俺を助けてくれたことは知っていた。

「うん、ありがとう

君のお陰で先に進めることになったよ」

スピードを落としてゆっくり入って来た列車が止まって、丁度目の前に来たドアが開く。

「行先を間違えないでね」

行先?

それなら大丈夫。

俺は根拠なくそう思う。

この列車にさえ乗れば、あとはしかるべき場所へ自動的に運ばれる筈だ。

「とても気分よく旅立てるよ

君のお陰だ

ありがとう」

「お兄さん、僕こそありがとう

ここから先は僕は何もしてやれないから

お兄さんの行きたい方へ進んで…

心の声に従って…

あなたの願いが叶いますように」

まるで天使みたいに穏やかに微笑む彼に笑い返して、俺は列車に乗った。

四人掛けのボックス席に一人座る。

車窓から眺める景色が、春がやって来たことを教えてくれてた。

遠くに緑の山。

桜にはまだ早いようだけど、一面に広がる菜の花畑がきれいだった。

線路の継ぎ目を車輪が通る時に聞こえる穏やかな音が気持ち良くて、俺は目を閉じる。

『……ぉくん……』

ふと、誰かに呼ばれたような気がして、俺は立ち上がって周囲を見回した。

乗客はまばらで、年配の人が多い。

皆、それぞれに窓の外を眺めたり、手に持った何かを見ていたりして、誰とも目が合わない。

気のせいか、と思い座り直す。

するとまた声が聞こえた。

『…しょおくん…かえって来て…』

やっぱり俺を呼んでる。

誰?

『しょおくん…』

もう一度立ち上がってみる。

「誰?」

誰も俺を見ていない。

声がどっちの方向から聞こえてくるのかも分からなかった。

ただ、この声を聞くと、胸が…。

『翔君、オイラ待ってるから…

帰って来て…』

胸がしくしくと痛む。

何か俺は間違ってるんじゃないか、という不安が急にきざしてきて。

行先を確かめようと、列車の進行方向へ向かって通路を歩いて行った。

車掌さんか誰か、きっと係りの人がいるだろう。

前の車両に移動すると、トンネルに入ったのか視界の隅が暗くなって、耳に届く音が変わる。

いつの間にか車内灯が点いている。

早足に前へ前へと進む間、俺を呼ぶ声がずっと聞こえていた。

『翔君…

目を覚まして…

帰って来て…』

「誰?」

『目を開けてよ…翔君…』

「誰だよっ、くそっ」

いくつかのデッキを通り過ぎて、前の車両へどんどん進んで行く。

そうして、いくつめかの車両のドアを開けた時、トンネルを抜けたのか急に窓から日が差し込んで。

俺は列車に乗った乗客の姿を改めて見た。

「え…?」

座っている人々は皆、半透明というか、透けている。

座席の背もたれや肘掛け、腰を下ろしている座面が体を通して見えていた。

先ほどまで色鮮やかだった車窓から見える景色も、急に夕日に照らされたような色合いを帯びて、薄暗く、ぼやけて曖昧なものに変わる。

近くの席の老人の会話が耳に入ってきた。

「やれやれ、それにしても長かったねぇ

ようやく戻れると思うと感無量だ」

「まったく、私なんて長患いだったから

最期は随分と苦しかった

やっとベッドから解放されたよ」

「皆似たようなもんですよ

こればっかりはなかなかね

自分の好きなタイミングで行けるものでもない

日頃の行いなのかねぇ」

「今は何もかも楽になって

何と言うか、清々しい」

「わかります、本当にせいせいしますね

もう、背負っているものは何もない

何て軽いのか…

絆、なんて言うと聞こえは良いですが

結局は重しに違いない」

「確かにそうだ

愛おしい重しではありましたがね」

絆。

重し。

俺は呆然と老人たちの会話を反芻する。

通路に立ち尽くしている俺に気づいたご老人の一人が、会話の途中で、おや?という風に俺を見た。


あんた、まだ早いんじゃ…」

「えっ?」

突然話しかけられて、俺は間抜けな返事をする。

俺に話しかけてきたお爺さんは、向かいに座っていたもう一人のお爺さんに同意を求めるように言った。

「この人、間違っとるんじゃない?」

「あ~、透けとらんね、まだ」

向い側のご老人が俺を上から下まで眺めて頷く。

「兄ちゃん、あんた、まだ重しがついとるがね

次の駅で列車の乗り換えが出来るから、一旦降りてようく考えるといいよ

戻るなら降りな」

「私なら戻らんな

あんな大変な思いは当分ごめんだ」

「俺もだ

早くばあさんの顔が見たいよ」

お爺さんたち二人は顔を見合わせて、ガハハハッと笑った。

筆が進まない~(;^ω^)

翔君、頑張れ~

ワタシも頑張る~

せいせいなんて怖くない!

もうすぐ今年も終わりますね

同じ様なグチばかりのブログにお付き合いいただき、ありがとうございます
来年もよろしくお願いします
さて、不倫女辞めました
もちろん皆さんの想像通り、大人しく辞めるはずありません
一人一人に挨拶周りしてたようです、八方美人な奴です
私なら恥ずかしくて、ひっそりと辞めます
旦那のところにも来たそうです
“色々あったけどウインク
的な感じだったそうです
詳しくは聞いてません、それだけでロクな事じゃないと分かりました
これ以上、私達家族に関わって欲しくないから、辞めろと言ったのに
何事もなかったかのように話しかける無神経さ相変わらず
学生の卒業式で
色々あったけどウインク
っていうノリじゃないだろ
旦那には
奥さんに悪いことしたみたいな事言ってたらしいけど
私には直接、辞める事も、謝罪もなーにも連絡ありませんでした
そうです、旦那にいい女と思わせたかったパフォーマンスです
不倫してる時点でクソ女ゲローなんだけど
まぁ、私に分かりきった説教されるのも嫌だろうし、不倫女の頭を下げたくない、つまらないプライドだけはあるからね
旦那のせいで、最後の最後まで、無神経なアホ女に関わらされたのが、本当に疲れた
まともじゃない人と関わるのは、こっちまでアホになりそう
不倫する女はまともな人いません
不倫して頭がイかれてしまうのでしょうか
妻や子どもを捨てさせてまで自分の幸せを優先し、
不倫が会社にバレても、職場の人達とする仕事が楽しいからと何事もなかったかのように居続けられる無神経さ
バカにつける薬はありません
さようなら
せいせいします
二度と私達家族に関わらないで
人を苦しめた事、いつか違う形で自分に返ってきます
人生ってそういうふうにできてますから


せいせい 関連ツイート

「せいせいせいせい!」(『本田と岩本』西山大河)
RT @2012wat: あなたを不快にする人から離れてみると、ああ、はやく距離を置けば良かったわって思うの。別にこの人に嫌われたって何も困りやしなかったな、それどころか、ちゃんと離れることでせいせいしたなって、気分がさっぱりするの。そして、これからはもう、誰とでもうまくやるの…
RT @Popteen_cgw: #Popteenカバーガール戦争📣

第11回 #ポプ戦

✨#リツイート戦争🌈

9人目は、
🎀#せいせい(#田向星華)🎀

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専属モデル昇格者を発表する
#0222ポプ決戦 まであと4週!

よかっ…

(30日21:00現在)
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あいりる12322
ゆうちゃみ11815
ゆなたこ11008
ゆあてぃー6775
きょうきょう5028
あやみん2370
ひまりん2328
るちゃまる2076
りぃたむ1828
のんた… https://t.co/iqVFJ6caYw

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