モンスターペアレントからの視点で読み解く雑食

モンスターペアレントからの視点で読み解く雑食

インストールするだけですぐに使える本格的な無料雑食

こんばんは!

雑食ブロガーのなめこキリンでございます!

深夜の更新は、久しぶりにブログ

Amebaさんからお声をかけて頂いて本格的に始めた

グルメブログ

読んでいる方に…どう旨いのかを、伝えるのが…

日々の課題

色んな方の食レポを参考にさせて頂いているのですが

中でもこの方

ナスDこと、テレ朝の友寄デレクター

さん(@chikyu_buzoku)がシェアした投稿 –

多分もう説明するまでもない

超有名なデレクター

破天荒キャラばかり目が行きますが

この方の『食レポ』は凄い!

私のブログでも、彼の食レポの手法は

ふんだんに使わせてもらってます~

グルメブログを書かれている方は

そういった観点から見たら

すっごい参考になると思いますよ

先日、AbemaTVで、『無人島で2泊3日0円生活』をやっていましたが

ナスDの変態破天荒ぶり、かぶりついて観ました

…おかげでかなり吸収できましたよ(笑)

アベマTVを、ブログの共有の仕方が分からないので

しませんが…まだ今週末までは無料で観れるみたいなので

観たことがない方は是非!

YouTubeでは『部族アース』が観れます!

若い人にこそ読んでもらいたい雑食がわかる8冊

孫まご宅にも 飛騨桃が届いたようです グッド
1歳3ヶ月の妹ちゃん 生まれて初めての 桃 に興味津々 にひっ
雑食の大食いなので もしかして ペロッと1個食べるかもぉ あはは

9ヶ月の頃のお兄ちゃん 初めての桃に触ることができない・・・びびりなんです sei
…今は もちろん触ることも 大口開けて食べることも 大丈夫
美味しい桃に 感感謝 です いただきます

雑食が一般には向かないなと思う理由

こんにちはニコ

今日は気持ちの良い秋晴れmomiji*

がしかし。いつものごとくお仕事なので、屋内に引きこもりっきりのchicoですえーん

お天気が良い日こそお布団を干して、太陽さんをしっかり浴びて体の調子も整えたいところですが、明日からはまた台風の影響でお天気悪いようでDASH!

明後日は日帰りで福岡での症状翻訳セミナーの予定でしたが、月曜日はいつも通りお仕事あるから帰ってこれないのも困るし…
という事で、恐らくキャンセルになりそうです泣く泣く

セミナーの講師をされていると、症状翻訳を巡り合わせてくださったは11月に東京で合同セミナーをされるんですが、これはお仕事で参加できず泣く泣く泣く
(4日の綾香先生のセミナーは参加ドキドキ

でも、きっとこれも何か理由があってこうなった。なるべくしての状況!!!!
と思うことにして、安全第一で動こうと思います。

さて、今日の本題。

勤務先でよく聞かれるのがフードについて。

勤務先のホームページで以前記事を掲載したことはあったのですが、それをまとめ直してお伝えしようかと思いますニコ

最近はペットフードの種類もとても豊富で、昔からあるものからパッケージがオシャレで「インスタ映え」しそうなものもちらほら。

以前はホームセンターが近くにあったので度々偵察に行くこともありましたが、最近はなかなか時間が取れず滝汗
なので、どんな製品が出ているのかネットサーフィンしたり、ホームセンターやペットショップの近くに用事があるときには時間を見つけて偵察したりしていますニヤニヤ
(多分すっごい怪しい人間に見えてると思う)

あまりにも種類がありすぎるし、原材料・保証成分値などを見てと言っても、細かい字だから見たくなーいという方もいらっしゃるのではないでしょうかあせる

でも、あの細かい字の部分にたくさんの情報が詰まってるんです!!!!

大切なわが子のためです、是非細かい字を頑張ってみてほしいなって思います指

【フードを選ぶポイント】※あくまでもchico的ポイント
①タンパク質がしっかりと摂取できること
ワンちゃんは肉食動物よりの雑食動物、ネコちゃんは真性肉食動物犬黒猫
私たち人間と比較して、多くのタンパク質を必要とする動物さんたちですカービィ(骨付き肉)

タンパク質が不足すると筋肉の弱りや毛がパサパサ、皮膚のハリがないなど表面的に見える変化だけではなく、免疫成分が作れない、新陳代謝が落ちるなど、内側にも様々な影響を与えてしまいます。 

また、体と腸の長さを比較した場合、穀類の消化はあまり得意ではないのが犬猫さん。
穀類はアレルギーや消化器疾患の原因にもなりやすいので、極力控えていきたいところ。

にも関わらず、一部の粗悪なペットフードでは、『小麦粉』や『とうもろこし』などが一番初めに記載されていますチーン

不要な穀類、添加された糖類(特にぶどう糖果糖液糖は遺伝子組み換えをした大豆などを使用している場合が多いです)、肉の名前ではなくミールパウダー

!4Dミートとレンダリング!
原材料の欄で時々記載されている、○○ミール。
ミールとは、加工された肉で、加工段階で使用する防腐剤なども含まれているため、良質なタンパク源とは言い難い材料。

そして、この『ミール』に使用されていることが多いものが『4Dミート』。

4Dミートとは、< br>「Dead(死んだ)」
 「Dying(死にかけている)」
 「Diseased(病気の)」
 「Disabled(けがをした)」

これらの英単語の頭文字である4つのDをあわせて『4D』といい、食品として不適格な肉類のことを指します。
 人が食べられない部分や病死した動物、殺処分された動物などが4Dミートと呼ばれます。

そして、この4Dミートや、飲食店などの廃棄用食材を加工して再利用することを『レンダリング』と言い、

このレンダリングされたものから、油脂や肉粉(ミール、パウダーなど)が作られます。

※最近はヒューマングレードのミールやパウダーを使用している場合もあるので、ミール・パウダーの表記があるからダメビックリマークとは一概に言えない場合もありますあせる

こういったものを食べていても全然異常なしという子もいるけれど、普通に考えたら、こんなフードを毎日食べていて健康でいられるわけがないと思うのですゲホゲホ

なので、まずは原材料を見た時に

・お肉やお魚などの動物性たんぱく質がしっかりと明記されている

・保証成分値のタンパク質量がしっかりと確保できている

この2点を見てください。

肝臓・腎臓の数値が高くなければタンパク質量(粗タンパク質)が
ワンコ:28%以上
ニャンコ:33%以上

のものがお勧めしています。(ドライフードの場合)

そして、いくらタンパク質の数値を満たしていたとしても、質の悪いタンパク質だったらお体の負担にしかなりません。
使用されている原材料が「ヒューマングレード」「安心安全」であることを確認しましょう指

②添加物が少ないもの
ペットフードの添加物の基準は、びっくりするほど低い基準に設定されています。
環境省のペットフード安全法には、食品添加物の使用量規制が記載されています。

よく見る添加物だと『BHA』。
酸化防止剤として使われていますが、従来はガソリンの酸化防止剤ポーン
現在、一般食品に使用することは禁止されているにもかかわらず、ペットフードではOKという危険な添加物です鬼髑髏

とあるメーカーに問い合わせてみたところ、『体に影響のない量を使用しているし、フードが酸化してしまったときの油のほうが体に良くない』とのお答えをいただきました。

もちろん、酸化した油は体に悪影響ですが、その悪影響を起こさないために人間で禁止されている添加物を使うのは如何なものか…

『体に影響がない量』っていうけど、使用を続けていけばデトックス臓器である肝臓に負担はかかるし、年齢とともに代謝も落ちて体に蓄積して…って考えたら、影響がない子もいるかもしれないけど、影響がある子だって出てくるはずどくろ
しかも毎日それを食べていたら、結構な量を摂取していることになると思うのですaya

他にも、見た目重視のための着色料。
人間社会でも、最近はやたらとカラフルな食べ物が増えてるけど(若者に大人気だとか)、本当に必要なのかなと思うのです。
見た目はおいしそうに見えるかもしれないけど、見た目のためだけに態々体に悪いものを取り入れなくても良いんではなかろうかDASH!

フードを選ぶ際も、出来る限り添加物が少ないものを選んであげてくださいね。

ただ、友人やお仕事でご相談を受けているときに言われるのが

フードをじっくり選んでる時間がない!!!!!!!!!!!!!!とのこと。。。。

なので、そういう方にはこちらのサイトをお勧めしています。

細かいところまで突っ込めば「これはココがな…」ってなってしまうんですが、安価で悪質なフードに比べればこだわったフードを取り扱っていただいているので安心音譜

お仕事上、腫瘍を患っている子からのご相談も多いので、こちらのサイトで取り扱っているドライフードのタンパク質と脂質の割合を全部まとめてみました。
暇人とか言わないでねあせる

タンパク質的に足りてないなっていうのは削除しましたが、それでもこれだけ取り扱いがある
らすごい…
味覚がデリケートな子でも、どれか1つくらいはたべてくれるじゃないかなありがちなキラキラ

個人的にまとめたものなので公にできませんが(なのでぼやけた写真になってます、ごめんなさい)、もしご希望であればデータお送りするのでメッセージくださいねラブラブ

その他は、前々からお勧めしているさん。

すべて北海道産の材料を使っていて、添加物は一切使用していないので安心ですドキドキ

Britanniaさんのオヤツは、でも取り扱っているので、良かったらのぞいてみてくださいニコニコ

ちょっと長くなってきたので、今回はここまで!!

次回続きをお話します音譜

お得な雑食♪

完全放置している当ブログですが、少しくらい有効活用しようと思い、自己紹介という名の自分語りをしてみました。

コレを読めば丸山さんの事がだいたいわかる…かもよ(笑)?

【名前は?】

丸山さんです。

ステージネームは「MARU」や「Maruyama」を使ってますが、ぶっちゃけなんでもいいです、好きに呼んでください。

ちなみに、下の名前で呼ばれることは非常に少ないので、呼ばれると照れます。

【なんてバンドやってんの?】

現在

メランコリックロックバンド 《kyanos》

ブルータルメタルバンド 《REDFRACTION》

Deathトリビュートバンド 《SpiritualHealing》  

に、正式メンバーとして所属しています。

その他、サポートとして

《LOVE IS DEAD》

《高虎project》

にも参加歴がございます。


尚、バンドドラマーとしてガッチリ活動しておりますので、サポートは基本的には受けておりません。

受けるとしても、知っている方からの紹介が殆どです。

…といいつつ、完全NGではありませんので

「どうしても!」

って時はあまり気張らずご連絡下さい。

あ、酒の席で頼むと制約率高いよ(笑)。

あ、過去の所属バンドに関しては下の方に色々書いてます。

【音楽的趣向は?】

音楽的ルーツはXですので、速くてメロディックなのが一番好きです。

各楽器が目立ってるのも良いですが、何だかんだで歌が一番好きかもしれません。

それはメロスピでもデスメタルでも一緒かな。

通ってきているのはメタルだと

スラッシュメタル(特にテクニカルスラッシュ)

デスメタル(ブルデス)

ブラックメタル

メロデス

ジャーマン

メロスピ

NWOBHM

ジャパメタ

ってとこでしょうか。

あと、それ以外にもジャズやアニソン(新旧問わず)も好きです。

ラップはちと苦手かもですが、聴く分にはけっこう雑食です。

【好きなバンド(アーティスト)は?】

多すぎて語れませんが、昔から変わらず聴いているのは

Death

DISMEMBER

EbonyTears

MEKONGDELTA

JudasPriest

X(Japan)

AION

筋肉少女帯

坂本真綾

あたりでしょうか。

※我ながらとりとめがない…。

【好きなプレイヤーは?】

・殿堂入り

Chuck Shuldiner(Death)

Gene Hoglan(Death・Testament・etc…)

TAIJI(X・Loudness・etc…)

・ギタリスト

James Hetfield(METALLICA)

Jeff Waters(Annihilator)

屍忌蛇(VOLCANO)

・ドラマー

Dave Culross(ex:MalvolentCreation)

Flo mounier(Cryptopsy)

樋口宗孝(Loudness・SLY)

・ベーシスト

Steave DiGiorgio(Death・TESTAMENT・etc…)

D.D.Verni(OVERKILL)

Richard Cabeza (DISMEMBER)

・ボーカリスト(デス系)

Matti Kärki(DISMEMBER)

Mike DiSalvo (ex:cryptopsy)

Gaahl(ex:Gorgoroth)


・ボーカリスト

Joe Comeau(ex:Annihilator)

Ian parry(ELEGY・etc…)


…正直、殿堂入りの方以外は気分によって変わります。

【担当楽器】

今はドラムを叩いていますが、始まりはギターでした。

15年前にもいろいろやってましたが、ほぼ黒歴史。

知ってる人は黙っていてください。

ドラムを始めたのは5年前くらい。

御年30になったときに

「なんか人生でやり残した事があるぞ!!?」

と思い、バンドマンに戻る時にドラムに転向しました。

(※この辺いろいろドラマがありますが、お酒の肴って事で。聴きたい方は一緒に呑みにいくか直メ下さいませ)

…ぶっちゃけ、上手くはないですが気合と努力と意地でベテランや若いの相手に戦っています。

【どうして音楽に目覚めちゃったの?】

始まりはX(Japan)。

最初の解散前の某Mステで紅~ForeverLoveを演奏しているのを観て

「こんなに激しい曲と、美しい曲を演奏しているこの人たちって何!?」

って文字通り「crime of visual shock」でした。

でも、実際にしっかり聞き始めたのは中学生になってから。

一種の中2…反抗期的なモンだよね。

【どうしてミュージシャンなんかになっちゃったの?】

Xを聞き始めて、映像(爆発寸前GIGやら破滅に向かってやら)観ているうちにTAIJIにあこがれてしまったのが運の尽き。

本当はベースを買いたかったけど、同じ時期に先に友人にベースを買われてしまい

ベースは2人もいらんじゃろいって事で断念。

その頃、TAIJIの影響でMETALLICAやLOUDNESSを聴くようになったので

「ギターカッコイイ♪」ってんでそちらへ行っちゃいました。

…でも、自分のギターを買ったのは高2になってから、それまではずっと借り物でした。

どうしても変形が
欲しくて、気に入ったのが見つかるまで2年かかったのです(爆

ちなみに最初に買ったのはJacksonのKellyStarのやっすいやつ。

…コレの赤色。

東急ハンズでミラーシールを買ってきて加工して、ランダムスターみたいにして遊んでました(笑。

【バンド遍歴は?】

ギター時代は割愛します(そんなに面白くもないよ)が、ドラムでやっていたバンドは完全黒歴史(お察し下さい)

のモノ以外はすべて羅列します。

過去の自分を知ってくれている方、本当にありがとうございます。

今のバンドも、宜しくね♪

・JUDASPRIESTコピバン(バンド名なし)

with9で、初めて誘ってもらったバンドです。

アルティメットど下手くそだった自分に、最初に叩く場所を与えてくれました。

結局、メンバーが定まらなかったりみんな忙しくなったりで自然消滅してしまいましたが

いろいろ諸々の相方であるなっちゃんや、後にSaphiraをやる事になるアカシさんとはココで出会いました。

そういう意味で自分の原点です。

・TAKATANISUN

当時通っていたバー「めたりか」の常連で組んだバンドです。

当初は周年イベントの為に組んだのですが、1回ライブをしたら味をしめてしまい(笑)

結果、3年弱くらい在籍していました。

パンテラやったりメタリカやったりハロウィンやったりスレイヤーやったり…でしたが、間違いなくオジーが一番ハマっていたと思います(笑

ギター×3、ベース×2という、今考えても●ってる編成のバンドでしたが、とても楽しかったです。

初めてイベントを主催したのもこのバンドでしたし、今でも東心斎橋最強のパーティバンドだと思ってます。

ただ、オリジナルのバンドでもっと上を目指したい…と思い、SlashZEROを軸にする為に脱退しました。

・Saphira

ジューダスのコピバンで一緒だったギタリストのアカシさんから誘われ、加入しました。

ジャンル的にはメロディックメタルになりますが、そこは元V系のアカシさんのセンスが入った楽曲。

A○ONやら●蜥蜴やらのエッセンスが入った楽曲は自分的には大好物でした(笑。

ちなみに、後にREDFRACTIONでバッテリーを組む、くまや氏と出会ったのもこのバンドでした。

なんだかんだでSlashZEROやkyanosとも平行してやっていたのですが…kyanosにかける時間を増やすために脱退しました。

…正直、もっとバンドの方向性をしっかり打ち出せていたなら、今もやっていたかもしれません。

・SlashZERO

ここからコメントのつけ方が変わります(笑。

自分の、オリジナルバンドマンとしての真のキャリアはここからです。

曲を練り、ドラムパターンを考え、試行錯誤する。

それをやり始めたのは間違いなくこのバンドです。

Jimiさんの作る楽曲が好きだったのもそう、ガクさんやシノさんといった

素晴らしい実力を持ったミュージシャンと一緒に演奏した事によって、自分は大いに成長できたと思います。

ここでの出会いが、kyanosやREDFRACTIONにも繋がった。

だからこそ、いろいろあって辞めた今でもこのバンドに幸あれと思っております。

・Re:tronic.B

結果的に単発になったんだけど、自分としてはバンドだと思ったからこちらへ。

いろいろお世話になっているベーシストのYutoさんに誘われて参加していたレトロアニソンの

セッションから発展したバンドです。(といいつつセッション参加していたのは半分くらいだけど)

ほぼすべて昭和のロックなアニソンを気合いれて演奏する…って感じ?

スタジオの調整とかが結構シビアだったし、kyanosも動き始めていたから結構大変だったけど(汗

皆で音をあわせて試行錯誤していく感じは、やっぱり「バンド」だったなぁ、としみじみ。

正直、スケジュールを合わせるのが難儀すぎるけど、機会があれば再結集したいバンドです。

…その時は「IllusiponCity」やろうぜ(笑)!!

…長くなったので、現在進行系のバンドはまたあらためて。

雑食が昔から好きだった人々へ

 「するな」シリーズはキチンとまとめて1冊の本にすることになり、たくさんの小見出しや項目ごとの「結論」をつけた形で整理して、某出版社に原稿を提出。早ければ2月、遅くとも3月初旬には書店に並ぶ予定になった。

 だから、とりあえずこのブログで「するな」というタイトルの記事を書き続けることはないだろう、というのが3日前の判断。しかし何となく桑原先生のことを思い出して書き、すると浜名先生や小柴先生の「ひとくちヨーカン」を思い出し、「ありゃりゃ、そういえば駿台予備校の記憶として一番大事な鈴木長十先生について今まで書いたことがないぞ」と思い、そんなことをしているうちに時間が経過して昨日に至り、少年時代の憧れの対象が世を去ってしまった(081207参照)。

 昨日はまだショックが大きかったのかもしれない。書棚を9つ並べた冷たい廊下に早朝から座り込んで、著作集を箱から取り出し、「読書術」をパラパラめくり、朝風呂を沸かして本を持ち込み、1時間も長風呂して身体中ふやけた挙げ句に、午前中からビール、ついでにウィスキーを2杯飲みながら、まだいろいろ読み返しているうちに、何だか寒気を感じ、「やれやれ参ったね、こりゃ風邪でも引いたかね」と思ってニヤニヤしていたら、日曜日は簡単に昼を過ぎた。

 昼を過ぎたら寒気は全くなくて、感じていたのは、眠気。眠いのが先で、寒いのは実際に北風が吹き荒れる1日だったから、暖かいネグラが恋しかったに過ぎない。確かに前日の東京での竜巻以後、寒冷前線が通過して急激に気温が下がっていたのだった。

(マドリード・バラハス空港の免税店で見つけたTシャツ「BAD TORO」。昨日の写真の鋭い視線に憧れて育った私が、雑然と雑食の末にたどり着いた勘違いの視線に酷似した、イケナイ雄牛である。もっとたくさん買ってくればよかった。)

 アランだったと思うが「読書しながらノートをとるのは愚かである。ノートを取らなければ忘れてしまうようなことは、もともとどうでもいいことだからである」と述べた有名な哲学者がいた。

 私がノートを取らないのは、単に怠惰だからに過ぎないのだが、世の中には驚くほど美しいノートを作成する人がたくさんいて「東大合格生のノートは必ず美しい」らしいから、ノートを美しく作るのは学力向上には必須の条件なのかもしれない。

 ここで問題にすべきなのは、ノートを「授業を聴きながらとる」「読書しながらとる」のか、「授業後にノートをまとめる」「読書後にノートにまとめてみる」のか、どちらにすべきかということである。

 一般的なのは、「授業中にとったノートが美しい」ということである。特にアンケートがうるさい予備校では、先生方が7色の色チョークをつかってカラフルに工夫して板書するから、目の前で作成される板書(それをカッコよく「パネル」と呼ぶことはすでにいつか書いた)を、生徒たちも7色のサインペンと7色の蛍光ペンを駆使して綺麗に写し取れば、それで十分「必ず美しい」ノートが出来上がる。

 しかし、そうして板書(パネル)をそっくりそのまま綺麗に写し取って作成した美しいノートの持ち主が、成績がいいか、その科目が得意か、東大合格生になれるか、という話になると、全く別である。

 むしろ、パネルの美しい先生の授業というものは、評判はいいが成績が上がらないことのほうがが多いようである。パネルを写しているだけで勉強しているような気にはなれるし、家に帰って復習しているときにも、その美しいノートをウットリ見ているだけで復習した気になってしまうから、「知識を定着させる」「定着した知識を引き出しから取り出す」つまり得点力をつける訓練を怠ってしまいがちなのだ。


(同じく、空港免税店で発見した「BAD TORO」のマグカップ)

 美しいノート、というのは、「授業を聴きながら」「読書しながら」作成するものなのではなくて、「授業後」「読書後」に作るべきものなのである。授業ではメモをとる程度、読書しながら走り書きする程度で、決して写し取る作業に没頭するのではない。

 私は授業中冗談のようにいうのだが、綺麗なパネルを綺麗に写すだけなら、別にデジカメで板書の写真を撮るだけでいいのだ。1枚の板書が出来上がったら、その時点で立ち上がってみんなで「パシャ」と1枚とる。どうでもいいことだが、スペイン語では「パシャ」を「パハリート」という。

 7色のサインペンと蛍光ペンを、先生の使う色チョークに合わせて100人も200人もの生徒たちが、あっちをとったりこっちをとったりしてカタカタカタカタやっているのは、きわめて20世紀的な時代遅れの風景。そんなことをやっているヒマがあったら、先生のパソコンから生徒たちのパソコンに板書のデータを送れば済むことだ。

 授業中は、先生の話を聞くことに没頭すべきだし、先生もそのように指導すべきである。授業中には走り書きのメモで済ませて、復習するときに、メモと記憶を頼りに自分なりの美しいノートを作成するのが理想なのである。

 メモと記憶を材料に、自分なりのパネルを立体的に作る工夫をするからこそ、内容が美しく定着するのであり、そうやって美しく定着させた記憶は得点力につながりやすい。それこそが「自分なりの絵画を描いてみる」ということである。

 多くの予備校でやっている単なる板書写しの作業は、いわば塗り絵に過ぎないのであって、塗り絵というものは、やってもやっても自分で絵を描く能力を育成することはできない。

 東大合格生のノートが美しいのは、そういうノートだからである。科目が何であれ、授業中に先生の板書だかパネルだかを書き写しただけのものが美しいのではない。だから「東大生のノート」ではなく「東大合格生のノート」なのである。

 東大生のノートは、あくまで走り書きのメモ。文字も汚いのが多い。しかし彼らは、受験勉強をする際に、多くがそのメモを自分なりの絵画的ノートにまとめ直す仕事をやったのだ。そこのところを間違うと、先生の板書をキレイに写し取ることに夢中になってそれで終わってしまうから要注意である。

「アンダーラインを引く」「蛍光ペンで塗りながら参考書を読む」ということについても注意が必要。昔から、「ダメな受験生ほどアンダーラインだらけ」「アンダーラインで教科書が真っ赤」「参考書が蛍光ペンの7色でギラギラ」の状態になるものだが
、一方で、出来る生徒の参考書は、「アンダーラインが1ページに1カ所ぐらい」なのである。

 ごく簡単に言えば、ダメな生徒は「読みながら色塗りをしているだけ」なのに対して、出来るヤツは全体を読んだ後で、全体の中で何が大切なのかを判断して、どうしてもアンダーラインが必要だと判断した部分にのみ、やむを得ず下線をひく。

 本来ならそんなことをして本を汚すのはイヤだし、アラン流に言えば「アンダーラインを引かなければ記憶できない程度のことなら、記憶しなくてもいい」のであるが、記憶力にそこまでの自信がないし、余りにも重要なのでやむを得ず線を引くのである。

 ここでもまた「観の目、見の目」が登場する。ものを読むときにも、先生の話を聞くときにも、まず見の目で全体をマクロに見る、あるいは人物画を描くときに背景を先に描く、料理で言えば出汁を先にとる、それと同じことが必要だ。

 全体がどういう構成になっているのかわからないのに、いきなりミクロの目で「ここが大事」と判断して行き当たりばったりに蛍光ペンで塗りまくるのでは、楽しい読書は出来ないし、美しい絵は描けない。教科書や参考書のページが塗り絵化するだけである。

 日本的な論理展開にダマされることもある。細かな事実を詳細に論じ立てたうえで「 … ではない」とまとめて否定するのが、日本語の文法であるが、いきなりミクロの目で読んでいくと、「これも大事」「ここも大事」と盛んにアンダーラインをつけ蛍光ペンで色塗りをした挙げ句に「 … ではない」と否定されて唖然とすることになる。

「読みながら線を引く」のではなく「読み終えて線を引く」のでなければならない。もちろん、線など引く必要はもともとないのだが、「ここが重要」という判断自体、一度全体を理解した上でなければ出来るはずのことではないのである。

上:マドリード・チャマルティン駅の自動販売機で発見したヒマワリの種のスナック。キャラクターは「MISS PALOMITA」。下:もちろん不二家ミルキーのペコちゃん。可能性1:パロミータがパクリ。可能性2:ペコちゃんがパクリ。可能性3:両者が提携関係にある、その他。

 「何が重要なのか」は、本1冊を通読した上で決まることだし、授業を1本受け終えてチャイムが鳴った後でなければわからない。蛍光ペンが登場するのは、1冊読み上げた後、あるいは1章またはワンセクション読み上げた後なのだ。「美しいノート」を作るのが、授業中ではなくて授業後の仕事であるのと同じである。

「情報は1冊のノートにまとめなさい」という本が27万部売れるベストセラーになり、今朝の朝刊を見たら、その第2弾ということで「読書は1冊のノートにまとめなさい」という本の広告が掲載されていた。

 アランが言う通り「ノートなどとる必要はない」のだが、こういう本を読んで、もしどうしてもノートを作りたくなったら、「読みながら」ではなくて「読んだ後」でなければならない。

 しかも、その仕事は非常にクリエイティブな仕事であって、そういう仕事を通じてつける学力は、ノートを写すのに予備校でお金を払うのとは別格の学力。論述力をつけるのに、おそらくこれ以上の方法はない。

 一昨日書いた桑原岩雄先生は、力のつく参考書は、「大きな活字でなければならない」といつもおっしゃっていて、実際に「古文要説」の本文は驚くほど大きな活字で印刷され、はしがきにも「この本の大きな特徴はそれだ」と明記している。

 はしがきの最後には「本文には。傍線や書き込みは決してしないこと。鮮明な字面で繰り返し味読することが力をつける最高の方法である」、さらに続けて「やむを得ず傍線をつける時も、何度か復習して、特に重要と思うところにのみ、なるべく少なく、しかも目立たないようにすること」とある。昭和51年3月、の署名があるから、今から30年以上前、実に素晴らしいことをおっしゃった古文の先生がいたのである。

1E(Cd) Festival International de Sofia:PROKOFIEV/IVAN LE TERRIBLE
2E(Cd) Schüchter:ROSSINI/DER BARBIER VON SEVILLA
3E(Cd) Cohen:L’HOMME ARMÉ
4E(Cd) Vellard:DUFAY/MISSA ECCE ANCILLA DOMINI
7D(DvMv) MULHOLLAND DRIVE
10D(DvMv) JFK
total m50 y2029 d2029


雑食 関連ツイート

RT @star_mjmj: 夜が明けて真昼になるよ

まひるちゃん大好きな学生💫
たくさんスタァライトの話がしたいです!
雑食です(* ॑꒳ ॑* )⋆*
濃く絡めるお友達が欲しい…🌟

#スタァライト #舞台創造科
#舞台創造科プロフィール
#スタァライト好きさんと…

@pon__58
ふぁぼありがとうございます!!
私も雑食なので語りまくりたいです良かったら仲良くしてください( ¨̮ )
RT @hiyohiyo_912: #逆転裁判クラスタさんと繋がりたい
久々に繋がりたいタグ。
こちらとても雑多に呟いてますので大丈夫な方で!
逆裁に関しては基本NL好きですが、なんでも美味しく頂ける雑食です(地雷無し)
※別ジャンルで腐った話しもするのでご注意!
気になった方…
@norijun0312 フォロバありがとうございます😭😭
朝からsingtoの押し倒してる感動画( ˘ω˘ ) ムラムラ…させて頂きました笑
雑食で色んなCPについてうるさいですがよろしくお願いします🙈

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