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俺とお前と本歌

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 リニューアルしましたnew

『源氏物語』を題材に心理学講座を開催。

4月14日に東京対面講座

予定しています。

その後のスケジュールは。

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百首歌のなかに、毎日晨朝入諸定(しんてうにふしよぢやう)のこころを

しづかなる暁ごとに見わたせばまだ深き夜の夢ぞ悲しき

式子内親王

新古今和歌集釈教1970

【口語訳】

毎朝の勤行を終え

夜明け前の静かなころに世を見渡すと、
現実に体を休め、眠り、夢見る人々は、

現世という無明長夜の深い迷いの夢からも

いまだ覚めずにいる。
あわれな、悲しいことだ。

(訳:梶間和歌)

 

 

本歌、参考歌、本説、語釈】

夢覚めむその暁を待つ程の闇をも照らせ法(のり)の灯し火

千載和歌集釈教1207 藤原敦家

毎日晨朝入諸定:「延命地蔵経」の一句。

晨朝:早朝、卯の刻、

 またそのころおこなう勤行

深き夜の夢:現世という無明長夜の夢

*:..。o○ ○o。..:**:..。o○ ○o。..:*

晨朝を終えた地蔵の思念を詠んだ歌

という詞書です。

式子内親王には観念的な歌が少なくなく、

私はその多くを愛誦しています。

本歌の各種を揃えました。簡単な通販での買い方も紹介しています

横浜美術館・外観

横浜美術館コレクション展を観てきました。その中の一部、ここでは福田美蘭、荒木経惟の二人の作品を取り上げます。「大ガラス」も。オリジナルのイメージを自らの解釈で再構成し、転化させて新たな表現を導いている作品として、取り上げられています。

「イメージの引用と転化」

和歌における「本歌取り」という手法があります。よく知られた歌の一部を自作に取り入れて、もとの歌、もとの歌、つまり「本歌」が持つ歌の意味や背景の引用から、自作の表現に多重性や厚みを加え異な異なる、別の効果を生み出す手法とされます。すなわち、単なるコピーや模倣と異なる、いわば美術における「本歌取り」とも呼べる作品です。

例えば、福田美蘭の「風神雷神図」は、良く知られた江戸時代の琳派の画家、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」の図像が引用されています。画面の左上、右下に対峙する形は、金箔の地にたらしこみを彷彿させる描き方で、もとの図像の具象性が実は解体されているにもかかわらず、見る者はそのオリジナルが宗達の風神雷神像とすぐさま判る、ぎりぎりの抽象形体に置き換えられています。

また、写真家荒木経惟の「複写美人シリーズ」は、当館所蔵の明治期文芸誌の口絵の女性像の胸像部分だけど、拡大撮影した作品です。百年以上前の口絵の人気は今は忘れ去られ、シミや虫食いのさらされた女性像が、文芸上の憧憬や物語における役割から解放されて、あたかも現代に生きる女性のように創造性豊かに生まれ変わっています。(会場に展示された「解説」より)

抽象形態に福田美蘭「風神雷神図」2013(平成25)年

福田美蘭「山水図」2013(平成25)年

荒木経惟:「複写美人」シリーズ

左:「鏑木清方”いで湯の夕べ”より」2008(平成20)年

右:「坂田耕雪画菊池幽芳著”己が罪”中編口絵より」2008(平成20)年

左:「水野年方”少女倚窓図”より」2008(平成20)年

右:「武内桂舟”江戸芸者”より」2008(平成20)年

左:「尾形月耕”山開き”より」2008(平成20)年

右:「梶田半古”八ッ橋”より」2008(平成20)年

吉村益信「大ガラス」1969(昭和44)年

過去の関連記事:

月刊「本歌」

ことばの物語  <ーこま・ク>

『駒』の語源は、「子馬」の約で、「こうま」のことでしたと。

それが、馬全体を指すようになったと。

平安時代になると、歌には駒の方が多く用いられました。

と、語源視辞典にありました。

  駒とめて 袖うちはらふ かげもなし

        佐野のわたりの 雪の夕暮れ

                           (新古今和歌集:藤原定家)

この歌の本歌は「万葉集の長忌寸奥麻呂」の歌

 

  苦しくも 降り来る雨か 神(みわ)の崎

       狭野(さの)の渡りに 家もあらなしに    

長忌寸奥麻呂、何か意味ありげの名前ですね。

ながいみのおくまろ」。長い忌事で奥まってますと。

ふと思ったのですが、何かにより変名させられたのかと。

実例としては、和気清麻呂は天皇の怒りに触れて左遷され、名前も

別部穢麻呂(わけのきたなまろ)に変名させられました。

このようなことをもとに、梅原猛さんは、猿丸太夫柿本人麻呂と同一の人物ではないかと推論しています。

長忌寸奥麻呂も猿丸太夫も、正体不明であるようです。

第一、第二の辞書

<「」は、「」に「句=クルッと曲がるの意味」で、クルクル跳ね回る

 子馬の意味。>

駒影(クエイ)

あっという間に過ぎゆく日影。日光。

駒隙(クゲキ)

年月の過ぎやすく、人生の儚いこと。

人生一世の間は白駒の隙を過ぎるがごとし(史記)

による。

駒形茂兵衛!

長谷川伸の『一本刀土俵入』。

♪角力名乗りをやくざに代えて 今じゃ抱寝の一本刀

  利根の川風まともに吹けば 人の情けを 人の情けを思い出す♪

お蔦さん、棒切れを振り回している茂兵衛のこれが十年前に

 櫛かんざし巾着ぐるみ、意見を貰った姐さんにせめてみて貰う

 駒形のしがねえ姿の横綱の土俵入りでござんす。」

 新歌舞伎の代表作、六代目菊五郎初演。

古くなりましたね。既に忘れ去られようとする歌であります。

駒つながりで、懐かしく思い出しました。

     

今日一日 幸運でありますように

                          誤字脱字ご容赦ください。

201.12掲載再考


本歌 関連ツイート

極みになったからこその、コンプレックスをもった本歌山姥切?????
RT @mosaic_saniwa: とか言ってて謎の人物本歌じゃなかったら超ウケる
RT @mosaic_saniwa: まんばちゃんって「本歌にそっくりな見た目を布で隠してた」ではなく「布まで本歌とおそろいだから、布をボロボロにすることで本歌と差をつけた」んだ
と思うとすごくしっくりきた
本歌と本科の違いをTwitterで検索したら、論争、みたいな事になってたみたいで、えそうなの……?!って言う、浦島ですわ。

本歌って言うと和歌のイメージが強いので、何となく本歌ってするのは雅さがでますなぁっていう。歌仙ちゃんあたりが褒めてくれそう

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